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ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

酒蔵訪問記-泉橋酒造-@ネット店 升田

2022.04.14
酒蔵訪問記-泉橋酒造-@ネット店 升田

今回のブログ担当者は…?

こんにちは!!今回はネット店のワインを担当しております升田がブログをお送りさせていただきます♪どうぞよろしくお願いします

今日は日本酒を語ります!!

今日はワインではなく、日本酒の話題をお届けさせていただきます♪現在、ネット店は日本酒の販売を行なっておりません…しかしながら、実店舗では日本酒ももちろん販売しております!!ネット店も将来は参入したいなぁと個人的には考えております…

2025年には大阪/関西万博の開催で注目を集めるであろう『Made in Japan』=日本酒。昨今海外での人気も高い和食に欠かせない日本酒。そして、日本人の伝統と歴史が詰まった日本酒。そんな日本酒の魅力を、私の地元にほど近い海老名にある『泉橋酒造』の副杜氏 寺田さんにお話を聞いてきました♪

泉橋酒造の製造所入り口に飾られている杉玉と趣のある扉

全国でも珍しい『栽培醸造蔵』

このブログはワインを発信する機会が多いので、泉橋酒造の『栽培醸造蔵』をワイン業界の言葉で言うならば『シャトー』『ドメーヌ』に言い換えることが出来ますね♪いわゆる、自分達で栽培から醸造・熟成・瓶詰めまでを行う生産者のことを指す『シャトー』『ドメーヌ』を行っています。日本酒で行っている極めて珍しい日本の酒蔵です。

“酒造りは米作りから”という信念のもと、近隣の地区で栽培した酒米を用いて酒造りを行っています。
自然環境に配慮した農業に取り組み、未来に繋がる地域づくりを目指しています。私の実家から20分程のところで、こんな素晴らしい酒蔵さんがあったとは…正に灯台下暗し…自分の視野の狭さや、色々なことに興味を持たなければと改めさせていただきました!!

私の頭の中はやはりワイン脳が大きいのですが、非常にワインに近い印象を覚えたのも、泉橋酒造の信念がワインに通ずるものがあったからではないかと感じずにはいられません。

伝統を大切にする昔ながらの製法

泉橋酒造が造る日本酒は純米酒のみ。純米酒とは…日本酒が難しいところの一つとして、分類がちょっとややこしい部分があるのでは…と個人的に思います(笑)

それが所謂『特定名称酒』原料や精米歩合などの要件を満たす日本酒にのみ与えられる名称ですね。これを説明すると次回へつづく…となってしまうので(笑)簡単に純米酒のみ説明します!!

シンプルに、純米酒の原料は『米・米麹・水』で造られる日本酒です。えっ!?と思われた方々もいるかもしれませんが…割愛でお願い致します。

話を戻して…泉橋酒造の生産量50%は、伝統を大切にする昔ながらの製法『生酛造り』を大切にしています。天然の乳酸菌を利用した昔ながらの造り方で、奥行きのある味わいに仕上がります。

麹室の様子 / 奥に見えるのが積み重なれた麹蓋
低温倉庫の雰囲気抜群の扉

泉橋酒造では、すべての酒米を自社精米しています。この精米機を神奈川県で所有しているのは、泉橋酒造のみ!!こんな大きいのか…っと純粋に思いました(笑)

田んぼごとに原料米を管理し適切な精米。精米は成績表のように管理され、田んぼごとにどのような精米がされたかが一目で分かるよう工夫されてました。

泉橋酒造では、すべての麹を麹蓋と呼ばれる道具で造っていました。麹蓋とは酒造りの伝統的な道具で、一般的な方法と比べると、およそ3倍以上の手間が掛かります。その分、水分量や温度のコントロールを細かく行うことができ、品質を管理しやすいのが特徴です。

神奈川県内の酒蔵で自社精米しているのは泉橋酒造だけです
(泉橋酒造所有 精米機:カレンダーの目線がおよそ人の目線)

神奈川県の県民愛は高いと信じています

私、生まれも育ちも神奈川県です。物事を平等に評価しなければならないことが重々承知ですが…やはり地酒は紹介したくなるものです(笑)日本酒=米所(東北/北陸)などがイメージで定着していないでしょうか??ワインと言えば…ボルドーやブルゴーニュ…産地によってもちろん名が通っている場所もありますが、ワイン同様に弛まぬ努力をしている生産者は必ず評価をされるものです…

以前、お伺いしたワインの生産者の言葉を借りれば…『良いワイン(グラン・ヴァン)は導いてくれる』これは正しく色々なことに当てはまる言葉でグッときたのを覚えております。本当に良いものであれば、必ず日の目があたるものです!!

神奈川県民よ!!地酒を飲みましょう!!神奈川県でも美味しい日本酒あります!!まだ収穫のシーズンではないので見れませんでしたが『山田錦』『雄町』『楽風舞』etc…上質な酒米が海老名で造られています。そして、国内外を問わず、ワインに負けずに増えてきた日本酒のコンテストにも出品して素晴らしい評価を得ております。また、泉橋酒造のアイコンは『トンボ』。これは、自然環境に配慮した農業を行っているため、田んぼには様々な微生物や昆虫が共存しており、秋の泉橋酒造の田んぼにはトンボが飛び回っているそうです。

トンボは縁起が良い昆虫です!!歴史を好きな方々はご存知かも知れませんが、トンボは、前にしか進まず、後ろに飛べない(後退しない)ことから「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、日本ではとても縁起の昆虫として知られています。こういうところもギフトとして選ぶには素敵な意味合いだと思います♪有名なシンガーの曲にもありますし♪

泉橋酒造のアイコン『トンボ』
自然環境に配慮した農業を行っているため、田んぼには様々な微生物や昆虫が共存しています。

”田んぼからテーブルまで”

泉橋酒造では”田んぼからテーブルまで”をテーマに海老名駅付近に直営の日本酒レストランを展開しています。これがまたお洒落です…毎週行きたいです(笑)
地元農家が手がける旬の野菜や相模湾の新鮮な海産物、地域の畜産農家による牛肉など、神奈川県の恵みに彩られた食事が楽しめ、「酒のペアリングコース」はお料理一品一品に合わせて、日本酒やリキュールのペアリングが楽しめる上質な空間です!!これからプライベートで是非、使わせていただきます!!

前述したとおり、信濃屋ネットショップでは日本酒を販売しておりませんので、ご興味がお持ちいただいた方々がいらっしゃいましたら是非、信濃屋実店舗へお問い合わせ下さいませ。よろしくお願い致します。

直営の日本酒レストラン 蔵元佳肴 いづみ橋

最後に…

ワインを担当しておりますが、日本酒も美味しいですし、素晴らしいお酒だなっと改めて感じました。そして、これも『信濃屋』の魅力なのでは…っと客観的に思いました!!

ワインを好きな方がワインしか飲まないとは思わないですが、やはり好きな物を手に取ることが多いのも事実かと思います。目的があって信濃屋にご来店いただいたとしても、店内を見るとワイン/ウイスキー/日本酒/ビールetc…色々なお酒を扱っており、様々な知識を持ったスタッフや、目を惹き付けるPOPがあれば、皆様の趣味嗜好を広げることのお力添えができるかもしれません。それが、様々な分野に派生して巡り巡って小さな輪が連結して大きな輪に繋げられる…そんな考えを持ついい機会に感謝して、これからも日本酒をはじめ、様々なことに興味を持って突き詰めていけるよう励みたいと思います!!

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