秋の夜長に甘口ワイン・・・

2022.11.09

今回のブログ担当者は

皆様、こんにちは。今回ブログの担当をさせて頂きます田園調布店の清です皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は秋の夜長に甘口ワインはいかが？ということで甘口ワインについてお話ししたいと思います。

甘口ワインとは、“甘い味わいのワイン”。文字そのままになりますが、明確な定義があるわけではなく国によっても曖昧です。糖度の高い様々なワインが甘口ワインとされ、概して“デザートワイン”と呼ばれています。蜂蜜の様な極甘口のものからすっきり甘口まで色々なタイプの甘口ワインが存在します。

甘口ワインの造り方

基本的な造り方は糖分を残した状態でアルコール発酵をストップさせます。使いきれなかった糖分が液中に残り甘口ワインとなります。どの様に発酵をストップさせるか、また瓶詰め後の再発酵を防ぐか製造に非常に気を使うワインです。

甘口ワインの種類について

今回は代表的な種類を２つ紹介したいと思います。

貴腐ワイン：ブドウの果皮がボトリティス・シネレアという菌に感染した後、糖度が高まり芳香を帯びたブドウを“貴腐葡萄”と呼んでいます。その貴腐ブドウを使ったワインが貴腐ワインとなります。高貴な味わいの極甘口ワインとして親しまれています。

ちなみに世界3大貴腐ワインの産地としてフランス　ボルドー地方ソーテルヌ地区/ドイツ　モーゼル地方他…/ハンガリー　トカイ地方が有名です。

その凍結したブドウを原料として作られるのが“アイスワイン”です。甘口ワインに使われるブドウは産地によって異なります。

セミヨン：フランスボルドー地方

※右写真がセミヨン

リースリング：主にドイツなど寒冷地域

ランブルスコ：イタリアの限られた地域で栽培される黒ぶどう品種。

今回はフランスの甘口ワインをご紹介したいと思います。代表的な銘柄と言ったら“シャトーディケム”が有名です。

1855年の格付けでソーテルヌから唯一特別第1級に輝いた世界最高峰の貴腐ワインです。ただ…値段が高いので、お手軽に甘口ワインを試したい方におすすめがこちら

輝く黄金色、蜂蜜やドライフルーツの香りを持つ極甘口の貴腐ワインです。リッチな味わいと複雑さが口いっぱいに広がります。Chディケムより圧倒的にリーズナブルな価格ですのでぜひお試し頂きたい1本です。

（フランスでは他にアルザス地方やロワール地方でも甘口ワインが造られています。）

今回のブログを読んで頂き、今までは辛口ワインしか飲まなかったけど甘口ワインも飲んでみよう！そう思っていただけるきっかけになれば幸いです。

これから慌ただしい季節がやってきます。一日の終わりに自分へのご褒美として甘口ワインでほっと一息つきましょう。