バイヤーの視点で見る生産者との出会い@バイヤー 横山
今回のブログ担当者は…?
みなさまこんにちは、直輸入ワインバイヤーの横山と申します今回のブログは私が担当させていただきます♪♪
ブログのテーマを考えるにあたって、お客様から直輸入ワインってどうやって商品を選んでいるんですかというお声をいただくことがあるので、今回はレベック・デュハンというシャンパーニュの生産者との出会いをお話いたします♪♪
出会い
レベック・デュハンは2023年6月に輸入を開始したシャンパーニュの生産者で1887年にヴァレ・ド・ラ・マルヌのバルジー・シュール・マルヌ村に設立された家族経営のメゾン。パリに通じるマルヌ川を見下ろす渓谷の中心部にある5.5haの所有畑では「ピノ・ムニエ」「ピノ・ノワール」「シャルドネ」の3品種を栽培しています。現在は4代目のエリックさんと5代目のマリーヌさん・エレーヌさん姉妹で協力して高品質のシャンパーニュを造っています。
ワインとの出会いは2022年10月に行われたフランス大使館のビジネスフランス主催のヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区にある未輸入シャンパーニュ生産者の試飲会でした。
この時は出展された6生産者の中で5生産者が来日されたのですがレベック・デュハンのみ来日できずボトルのみでの出展でした。
全てのシャンパーニュを試飲して最終的に3生産者とコンタクトをとりはじめたのですが、ご担当者様が来日しているメゾンは(大手の)各インポーター様と早々に契約を締結(汗)
最終的に残ったのがこのレベック・デュハンでしたが「残った」という表現が大変失礼なほどとても印象的なシャンパーニュだったのを記憶しています。味わいが美味しいのはもちろんですが、メゾンのストーリーや新しく変更されるラベルデザイン、メールでのご対応など全てをとって印象的でした。
パートナーシップ締結
あとからお会いして確信しましたが、当主のエリックさんは本当に素晴らしいお人柄。これはビジネスフランスのご担当者様も同じことを仰っていました♪♪
そして2022年12月には試飲会で提供されていなかったキュヴェも含めてあらためてメゾンからサンプルを取り寄せて試飲、輸入を最終的に決定しました。
個人的に輸入を決定するうえで大切にしていることは味わい・生産者のストーリー・ラベル・価格の4つのポイントです。その全てが魅力的な生産者で、なぜこれまで日本に輸入されていなかったのが不思議なほどです。
あとでお伺いしたのですが、ほとんどがメゾンに直接買いにこられるお客様やレストランに直接販売されフランス国内で消費されるため輸出はかぎりなく少なく、日本のみだけでなくアジア自体への輸出が初めてでした。
こうした経緯があって直輸入ワインのラインナップに新しく加わったレベック・デュハン。これからも長きにわたりパートナーシップを築いていければと思っています♪♪
さいごに…
販売を開始して2024年1月で約半年ですが、バイヤー一押しのシャンパーニュメゾンであることは間違いありません!!シャンパーニュ好きの私が自信をもってお勧めします♪♪
是非信濃屋の店舗で見かけた際はそのような経緯で輸入をはじめたということを想像していただければ幸いです♪♪
- レベック・デュハンのラインナップ
2024年1月16日、虎ノ門ヒルズステーションタワー内にオープンする弊社の新店「カスク」でも購入できます♪♪
2023年ヴィンテージからは有機による栽培も始め、今後は5代目のマリーヌさん・エレーヌさん姉妹も本格的にワイン造りに携わる予定で、ますます楽しみなメゾンです♪♪