
夏にオススメ『冷やして飲む赤ワイン』 @北千住店 山北
今回のブログの担当者は
こんにちは!北千住店の山北です。
これから暑い日が続いていくと思いますが、そんな暑い日にオススメなのが冷やして飲む赤ワインです。赤ワインは常温で飲むものだと思っている方も多いですが、実は冷やして飲むことでも赤ワインの新たな魅力を感じられると思いますのでご紹介させて頂きます。
海外で注目の『チルドレッドワイン』
チルドレッドワインとは、赤ワインを冷やして飲む新しいスタイルで海外でも注目されている飲み方です。
一般的に赤ワインは約16~18℃で提供されますが、チルドレッドワインは8~13℃程度に冷やして飲むのがポイントです。 冷やすことで酸味がシャープになり、よりフレッシュな果実味を感じられ爽やかな味わいを楽しむことが出来ます!
どんな赤ワインを冷やすか?
全ての赤ワインが冷やして美味しいというわけではありません。
チルドレッドに向いているのはライトボディ〜ミディアムボディの赤ワイン。
タンニン(渋み)が少なく爽やかでフルーティーな味わいのもの。
品種としてはガメイ、ピノ・ノワール、グルナッシュ、ジンファンデルがオススメです!
冷やし方としては冷蔵庫で30分から1時間、ワインクーラーに氷水を入れて15~20分ほど冷やすくらいが良いです。
冷やしすぎると渋みや苦味が強調され風味が閉じてしまいますので適温で飲むことが大切です。
オススメのワイン

ドメーヌ・サンタ・デュック
エリタージュ[2021]
コート・デュ・ローヌやラスト―などのブドウをブレンドして造るコストパフォーマンス抜群のワインです。チェリーを思わせる新鮮な香りと、スパイスの風味が感じられます。またローヌワインらしいやや野性的な香りがアクセントとなり、甘酸っぱい果実味とエレガントなボディにタンニンが引き締めてくれます。

トゥー・リバース
ブラック・コテージ セントラル・オタゴ ピノ・ノワール[2022]
世界のピノ・ノワールの銘醸地でも、そのポテンシャルはトップクラスとされるニュージーランド南島のセントラル・オタゴ。世界最南端のワイン産地としても有名です。そのセントラル・オタゴは大きく6つの地域に区分されます。そのうち寒暖差が大きいアレクサンドラとクロムウェルの二つのエリア産のピノ・ノワールを手摘みで収穫、20%のみ全房発酵を行い、フレンチオークで4ヶ月樽熟成を施しました。


ドン・セバスチャーニ・アンド・サンズ
ビッグ・スムース・ローダイ・オールド・ヴァイン・ジンファンデル[2021]
カリフォルニアのローダイ中心部にある非常に古いジンファンデルの木から収穫したブドウを使用。リッチで風味豊かで濃度が高いことで知られています。ボイセンベリーとザクロのジューシーな果実味が、削りたてのココナッツとほのかなブラウン・スパイスの香りと混ざり合います。口に含むと豊かな果実味とそれを縁取るトーストしたココナッツとタヒチ産バニラ。絹のように滑らかなタンニンが口中に広がります。
冷やし赤ワインにぴったりのおつまみ


赤身のカルパッチョ

最後に
「赤ワイン=常温」というイメージをちょっと変えて、今年の夏はぜひ冷やした赤ワインにチャレンジしてみてください。爽やかで、今までとは違った赤ワインの魅力に出会えるはずです! お気に入りの一本を見つけて、夏の夕暮れやベランダでのひとときに、ぜひ楽しんでみてくださいね!!