ワイナリー訪問記-2023東北(宮城・山形)編-part②@馬車道店 前田
目次
前回に続き今回のブログ担当者は…?
前回に引き続き前田が担当させていただきます東北編の完結版です♪
蔵王ウッディファーム&ワイナリー(山形県上山市)
こちらも上山市にあるウッディファーム&ワイナリー。名の通り、できるだけ木を使った手作りの外観。手造りを大切にする生産者の姿勢がいきなり感じられるのでは…いざ!
2013年にワイナリー設立。 自社畑でヨーロッパ系品種を栽培し、年間約3万本を生産する成長し続けるワイナリー。
◎特徴的な土壌タイプ
一つは、山の斜面を切り開いて畑にした痩せた土壌で、水はけが良く養分が少ない土壌は、良質な果実が実ります。また、山の斜面から離れたところで黒ボク土と呼ばれる栄養豊富な土壌があり、こちらは、プティ・マンサンの栽培に適しているとの事。
食事もご一緒させて頂きました。とても知的で聡明な方でした。また飲みましょう(∩´∀`)∩
◎ぶどうと自然に配慮した環境
メインの白ワイン用ブドウは、アルバリーニョとプティ・マンサン。赤は、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フラン。今後のウッディファームの主力品種として栽培強化をしているところでした。
除草剤・化学肥料は一切使わず、草生栽培を採用。農薬を使用せざる場合は、既定の3分の2以下で使用する徹底ぶり。
グレープ・リパブリック(山形県南陽市)
古い歴史がある南陽市に2017年に誕生した新しいワイナリー。
あの個性的なラベルで注目される個性的なワイン…『Made of 100% Grapes』とは…いざ!
北に丘陵、南に沃野が広がり一日通して寒暖差があります。風が強く湿度が低い気候により病気になりにくく、水はけの良い石灰質の地質を持つブドウに適した土壌。
自社ブドウ園では、除草剤や殺虫剤などの農薬や肥料も与えていません。醸造においても酸化防止剤は使用せず、補糖や補酸も行わない。発酵時の酵母は自然酵母だけ使う徹底ぶり!これぞ『Made of 100% Grapes!』
ワイン造りの過程でも自然な造りを意識し、メインのタンクは土中に埋められた珍しいアンフォラ。シンプルでクリアな果実味を出すことができます。
Shinanoya オリジナルワイン by GRAPEREPUBLIC〜予告編〜
こちらはリリース前の信濃屋限定オリジナルワイン。コロナ前から準備していたプロジェクトワインでしたが、機が熟したので満を持して近日リリースすることになりました♪
詳細は後日、続報をお待ちください…
南陽ブランドを発信し続けるグレープリパブリック。間違いなく世界ブランドへと成長を遂げています!
今回のShinanoya オリジナルワイン by GRAPEREPUBLICは、この日が最終出勤日であった担当の亀井さんと話し合いを進め、醸造責任者の矢野さんと共に開発を行った1本。
コンセプトは…ワインラヴァーの方にはもちろん、何も知らない方が飲んでもワインを美味しいと思ってもらえるような味わいに仕上げました♪そして、その味わいや色合いを元に、弊社のデザイナー浦川がラベルをデザイン。そして、ラベル隊第二陣までを用意して現地で信濃屋スタッフが全ワインに真心込めてラベルを貼らせていただきました!!
詳しい詳細は後日、リリースしますが…そんな想いを込めたワインがようやくここまで発表できることを嬉しく思います♪感無量です。早ければ今月中には続報をお届けできると思いますのでお楽しみにお待ちくださいませ!!
最後に…
東北に果樹園を営んでいる友人がいます。今回の東北訪問では立ち寄る事が出来ませんでしたが、以前、震災後に何ができるか?と信濃屋馬車道店内で共同販売した事があります。
土壌を大切にし、農薬や化学肥料を極力減らし、有機肥料を使用しながら試行錯誤する姿勢に記憶が重なりました。
共通して感じたことは、生産者はブドウが大切だったらその土壌はなによりも大切。お伺いした造り手はみなさま、自然な造りにこだわり、栽培と品質に自信を持っていて、ブドウ本来の味を大切にされていました。また今後の発展を楽しみにしています。
参考までに…
果樹園きつない TEL 024-542-0764
桃とラ・フランス、さくらんぼが特に美味い!サッカーをこよなく愛する気さくな生産者が造る果実。
こちらもお勧めです(∩´∀`)∩