仮面ワイン会『マスカレード・ヴァンダルナイト』に参加してきました@ネット店 升田
目次
今回のブログ担当者は…?
皆様こんにちは!!ネット店の升田でございます
今年は例年に比べても暑い日が続いておりますが…皆様ワインを楽しまれていますか??今年はイベントなどの制限も無くなったので、各地で様々なイベントが開催されてかつての活気が戻ってきており、嬉しくなります♪ワイン業界も同様に活気を取り戻し、イベントや試飲会などが開催されるようになりました!!今日はつい先日、参加してきました仮面ワイン会『マスカレード・ヴァンダルナイト』の様子をお届けいたします。
仮面ワイン会『マスカレード・ヴァンダルナイト』について
8月2日に開催されました『大人の本気の遊び心と、ワインへの果てない好奇心、そして確かな腕が生み出す個性豊かなワインを心ゆくまで味わい尽くす』ためのイベントでした。
開催場所は、神楽坂の名店【ウルトラチョップ】1本1本炭火で焼き上げるニュージーランド産の最高級ラムチョップ。旨味溢れる魚介のタパスにグリルステーキ…こだわりの新鮮野菜…そして料理のお供として吟味を重ねた美味しいワインの数々。私は、麻布十番店は何度か利用させていただいたことがあるのですが、神楽坂店は初めて行きました♪やはり料理が美味しい!!そして、今回のイベントにピッタリの場所です。それは、なぜかと言うと…
NZワイン専門インポーター サザンクロスについて
主催者のサザンクロスはニュージーランドワイン専門のインポーターです。
ニュージーランドワイン特有の個性に魅了され、ニュージーランドワインだけに特化してワインの輸入を行っております。ワイナリーと長く共に成長できる関係を作り、生産者の情熱や信念、そのワインが生み出される背景もワインと共にお届けしてくれるハートフルな方々ばかりです♪取り扱うワイン自体は非常に少数ですが、個性的で誠実で情熱にあふれる生産者のワインに拘って輸入しています。
このことからも会場が【ウルトラチョップ】主催者が【サザンクロス】とニュージーランドの繋がりを感じます♪行く前から料理とワインの相性は期待しかありませんし、外しようが無い(笑)
今回はドレスコートが指定されております!!唯一のドレスコード…それはタイトルからも想像できるように【仮面】を着用すること(笑)なぜ仮面を着用するかと言うと…
シークレットプロジェクト ワインメーカー:VANDALとは…
今回の試飲会の主役は、サザンクロスが取り扱っているニュージーランドのシークレットプロジェクト ワインメーカーVANDAL-ヴァンダル-です!!そのVANDAL-ヴァンダル-のトレードマークである仮面を付けた大人の遊び感溢れる試飲会でした♪ということで…着けて参加してきました(笑)
VANDAL-ヴァンダル-とは、マールボロを拠点とする3人のワインメーカーが「マールボロの伝統的なワインスタイルを破壊して新たな可能性を拓く」ために2016年にスタートしたシークレットプロジェクト。ワインメーカーの詳細もシークレットです。
マールボロで生まれたブドウを自然酵母で発酵し、自由な発想とナチュラルなアプローチによりマールボロワインのスタイルに新たな可能性を拓くべく、挑戦的なワイン造りを追求しています。まずは抜栓しその香りと味わいを自身の体で体感して欲しいワイン。ファーストヴィンテージの2016年から、毎年超限定生産にてリリースしています。
イベントの内容
半立食のパーティー形式で、VANDAL-ヴァンダル-のワインを8種類テイスティングができ、その会場内には3人のワインメーカーの内の1人が来日しており、ゲストの方々に自らワインを振舞ってくださいました!!料理もワインも会場の雰囲気も良く、仕事を忘れて心から楽しませていただきました(笑)
会場内には30名ほどゲストの方々がいらっしゃっており、当然皆様も仮面を身に着けていました♪弊社バイヤー加藤もマスクを付けておりましたが、業界内では知られた存在でもあるので…周りからすぐに『加藤さん』っと声を掛けられており『仮面の意味は…』と笑ってしまう瞬間もありました(笑)
生産者と写真を撮りましたが…シークレットです!!
テイスティングをした中でのオススメ銘柄
個人的に8種類の中でも美味しく感じたのは…こちらの2種類!!
テイスティングしたのは2022年とヴィンテージは違いましたが、味わいの傾向に違いは無いようです。
シャルドネとミュスカの※フィールドブレンド。マールボロ・サザンヴァレーのシークレットスポットにある樹齢30年のシングルヴィンヤード(単一畑)。優しくプレスして野生酵母で発酵しているので、味わいや口当たりがとても優しく感じました。古樽で澱と共に熟成しているので、旨味や果実感もしっかりあります。残糖を残してボトリングし、瓶内での発酵によりほのかな濁りをともなったペットナット。開けた際の上澄みと底の方とでは味わいも異なるので、そこもまた1本通して飲む楽しみがあります。アルコール度数も低いので、気が付けば1本スッと空いてしまいそうなグビグビと飲めるワインです。今の時期には本当にピッタリです♪キンキンに冷やして楽しんでもらいたいペットナットです!!ちなみにボトルにも遊び心があり、こちらのペットバットはラベルに光を当ててから、暗闇に置くとラベルが光ります!!
※フィールドブレンドとは…特定範囲内の土地で育てられている品種の異なるブドウを同時期に収穫。同時に発酵・醸造する混醸という方法で造るワイン。
今回のテイスティングで1番に感じたことは、やはりワインはある程度熟成した方が美味しいということ…今回は参加者へは、特別に先週仕込んだばかりの2023年コンバットルージュをテイスティングさせていただきました。味わいは、やはりまだ落ち着きがない若さ溢れるワイン。もちろん、それでも美味しいのですが、今回試飲した2020年のコンバットルージュがとても秀逸でした。それはやはり熟成からくる味わいの変化に他なりません。
最近リリースされたコンバットルージュの中では、2020年が一番ピノ・ノワールの使用割合が高いのでとても綺麗に熟成しています。味わいは果実味と酸味のバランスがとても良い状態。100%全房でマセラシオンカルボニックにより醸造されておりますが、熟成により落ち着きが香りや色調にも感じられました。ヴィオニエを少量入れることで華やかさが際たち、酸味と熟成によるダシ感がとても素晴らしい余韻を口中に与えてくれます。3杯は飲みましたね(笑)ということで、一番のオススメはヴァンダル[2020]飲み比べセットです!!正に飲み頃を迎えてますので最高に美味しい状態です♪
※ペットバット[2021]に関しては、若いほうが泡立ちが良いのでフレッシュな味わいが好きな方は若いヴィンテージがおススメです♪
最後に…
VANDAL-ヴァンダル-は生産数量が少ない中でも海外に輸出を行っているようですが、日本への輸出が一番多く、VANDAL-ヴァンダル-の生産者もそんな日本に来れたことをとても喜んでおりました。
私は英語は得意ではありませんが、生産者から直接語られる言葉には想いや情熱があるので、その言葉の本質を理解することができます。
とは言え、購入していただくお客様には、ある程度の情報を開示した方がお客様も納得して購入いただけると感じております…難しいところです(笑)
ただ、生産者の本質は『美味しいワインを造りたい』からこそ、あえて公開しない情報もあるのだと…時にルールや決め事が足枷になってしまうこともあるのだと思います。ワインを飲んでから生産者やそのワインを理解できることもありますので、是非、一度試してもらえればと思います♪
ちなみに…ヴァンダル[2020]飲み比べセットは配送料込みで税抜13,000円!!しかもバックヴィンテージなので購入できるのは信濃屋だけかもです…