“家飲みのレベルアップ” 『ワイングラス』を知って、ワインをより美味しく楽しもう♪
今回は箸休め的な感じ、ブログ投稿頻度の高い升田がお届けします♪
現在、ワインの投稿に関するブログは実店舗のワイン担当者が週替わりで登場しておりますので引き続きブログもお楽しみください!!
さて、今日は私がグラスについて語りたいと思います!!
皆様、こんなことを耳にしたことや体感したことはないでしょうか?
『ワインはグラスによって味が変わる??』『レストランで飲むワインは美味しく感じるな…』
もちろん共に色々な要素が考えられますが、今回のテーマ『ワイングラス』を知ることで、皆様の家飲みレベルがより楽しくなること間違いなしです!!
グラスの素材や製法の違いについて
まずはグラスってたくさんあるけど何が違うの?何で価格差がすごいの??以下を見れば、納得の理由だと思います。
百貨店やワインショップに行くと多数のワイングラスが存在します。形状や素材・作り方etc…どのような適性をもっているかと知ることがここでは大事です。
グラスの素材について
『クリスタル』※クリスタルの中にも細かい分類がありますが、長くなるので割愛します。
高級グラスに使用されることが多く、一般のガラスよりも屈折率が大きく、透明度が高くなります。やや重たく割れやすいのが短所なので、高級レストランなどでお目にかかります。
酸化鉛の含有率が高い程、値段も比例して高くなりますが、それと同時に扱うことのできる職人さんたちも限定されていきます。
『カリクリスタル』
上記のクリスタルに対して、酸化鉛の代わりに酸化カリウムを使用したクリスタルを指します。驚くべきは、クリスタル素材同様の屈折率が高く、透明度が高い素材であり、短所であった『重さと脆さ』をも克服した素材です。
『ソーダガラス』
所謂、コップと言えばコレという代名詞。皆様も普段、一番手にすることが多いと思われる素材ですね。
他にも複数の素材が存在しますが、ここら辺が主流だと思いますので紹介しました。これだけでも選ぶ基準にはなりますよね♪
グラスの製法について
次に作り方ですね。こちらは大きく二つに分けることが可能です。
それは『マシーンメイド』と『ハンドメイド』
もちろん後者の方が高く、生産本数の違い、職人さんの手間暇と努力と技術の結晶なのです。マシーンメイドを否定するわけではないですが…ここでは『ハンドメイドの魅力を…』
ワインはとても繊細です。口に含む瞬間の0.1mmや0.01mmの感覚でワインの印象は変わります。そこを調整できるのは、マシーンではなく人が織りなす匠の技のみが可能にする技術ですね!!
結論
こまでくると結局何選べばいい?となりますかね(笑)ズバリ!!結論です!!
『自分のライフスタイルに合ったワイングラス』を選ぶ!!この一手です(笑)
結局のところ、日用品やら洋服を選ぶのと近い感覚でいいと思います♪
私を例で挙げると、欲しいのは『ロブマイヤー(LOBMEYR)』ですが…買ったとしても、多分3日で割られて終わりだと思います…人には人のライフスタイルがあるので、自分の環境や気分によって、自分でグラスを選ぶのが一番だと私は思います。
最後になりましたが、実店舗の際にグラスを購入の方々からよくいただいた質問2点をお答えして、今日は終わりにしたいと思います。
グラスに関する質問
Q1.ワイングラスはどこを持てばいいのでしょうか?
こちらは意見が分かれるところで…
よく言われるワイングラスのボウル部分はNG…ではなく国際的にはこちらが実は正解!!但し、ひと昔前の悪役のように包み込むのではなく、あくまでスマートに!!しかしながら、日本ではステム部分を持つのが一般的ですかね。個人的にはこちらはTPOに合わせて使い分けるのが良いと思います。
Q2.ワイングラスはどのように洗えばいいのでしょうか?
最近のグラスは耐久テストもしっかり行われているので、食洗器でも問題はありません。しかし、ここは私としては手洗いをおススメします。気を付けて欲しいのは…
ひねるようにして洗ってしまい、ステムから折れる…飲み口(リム)を洗っているときに、力を入れすぎてしまい破損…共に私の体験談ですが、よくある話です(笑)
そもそもワイングラスはワインしか飲まないので、香りが取れる程度ぬるま湯で濯いで洗えば大丈夫です。洗剤は汚れが目立つときのみで良いと思います。洗剤の香りは強いので、残り香が邪魔することもありますので、毎回は不要かなと感じます。濯いだ後は、グラス専用のクロスで優しくサッと仕上げましょう!!
これで皆様の家飲みが益々楽しくなること間違いなしです!!是非、ワイングラスをこの機会に選んでみてはいかがしょうか??