Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

【リリース告知】Carpe Diem(カルペ・ディエム)

2026.03.02

いつも弊社をご愛顧を賜り誠にありがとうございます。

信濃屋洋酒課より信濃屋プライベートボトルに関するアナウンスです。


♕ SHINANOYA PRIVATE BOTTLING ♙

”Carpe Diem ”

今回、御案内させて頂く「Carpe Diem」(カルペディエム)は、

ラテン語「Carpe diem」よりその起草を得ております。カルペディエムを直訳すると「Carpe」=「(花を)摘め」、「Diem」=「日」となり、「一日の花を摘め」と訳されます。

その花を摘むように、ということから転じて、今という瞬間を精一杯楽しむこと、時間を大切に使うことを意味する古くからの言葉です。英語では、「Seize the day」と訳され、「その日をつかめ」という意味になります。

目の前の一杯を楽しむ、ということは本来、“一期一会である”、シングルカスクの醍醐味ともいえる哲学と共通していると感じ、今回のシリーズの名前として採用させていただきました。

どなたでも分かり易いコンセプショナルなリリースになることを意識いたしました。

「FRAGRANCE OF THE SEA」に対比して考えると、こちらは「花」のラベルイメージから、エレガントさや繊細さを持つウイスキーを選出しており、スペイサイドやハイランド、ローランドからのウイスキー選定を行いました。

価格については1万円台~2万円半ばくらいまでの価格帯レンジでのリリースをイメージしております。


オリジナルラベルについて

今回のオリジナルラベルは、温故知新の精神をベースに持ちつつも、新しさを感じさせるデザインを意識しました。

フラワーラベルは、花瓶をモチーフにしたシリーズが、かつてイタリアのボトラーズ“セスタンテ”よりリリースされておりました。花をラベルにすることはテーマとしては古くから存在した古典であります。

様々なPB(ラベル)が出回り溢れている昨今の市場においても、他社とのこれまでのリリースと比べて、“新しさ”を感じさせるデザインでありつつ、これまで通りBARカウンターの上に置いてあるときの佇まい、キャビネットに入れた際の見映えの良いデザインであることも重視いたしました。

オリジナルラベルに使用した絵画は、明治期に生まれた染織図案家であり、

木版画家の谷上廣南(TANIGAMI KONAN) の代表作品ともいわれる、

美しい植物木版画シリーズ「西洋草花図譜 (西洋草花図譜)」を採用しています。

非常に多くの種類の西洋の花が含まれており、植物の生態についても非常に綿密に調査されています・チューリップ、ユリ、ラッパズイセン、クロッカス、アヤメなど、植物界の数多くの素晴らしい花々が贅沢に描かれています。

現在には衰退してしまいましたが、当時明治~大正期の世界に誇れる日本木版画の偉大な伝統技術、

また当時、西洋化が進む時代背景の中で多大な影響を讃えるものでもあり、自然な形で「和洋折衷」が具現化されていた作品が多くあります。


「SHINANOYA 」の文字は、カリグラフィー作家の二宮郁子氏によるもの。

文字のプロフェッショナルである二宮氏と共に、様々な歴代のウイスキーのラベルを見比べていきながら、今回の採用絵画の時代背景を加味して”アールデコ”の雰囲気を重んじつつ、ウイスキーのラベルにした際にも映え、イメージを崩さない今回の文字を選択肢、書き下ろしていただきました。流麗でエレガント、美しい仕上がりになりました。


ダフタウン 2009-2024 14年 HOGSHEAD FOR SHINANOYA

今回、第一弾として選定した原酒は、ダフタウンの14年物のシングルカスクです。

ダフタウン蒸溜所は、2006年からシングルトンシリーズに組み込まれたことを一つの契機に、麦やオレンジを感じる以前のレシピから、よりクリーンな酒質を生み出すため、清澄麦汁と長期発酵の手法が採用されるようになりました。

以前に比較して、ライトでフルーティー、スムースな味わい。若い熟成の原酒にはグラッシーなニュアンスを含みます。

今回の選定した2009年蒸留の原酒は、レシピが変更された後の原酒が熟成を経た仕上がり。

14年熟成を経て、若くてフレッシュなエネルギーをまだ残しながらも、ウイスキーとしての成熟した一面、グラッシーなニュアンスが経年によってフルーティーへ変わり始めた、面白い変化が現れてきた段階の原酒をピックアップいたしました。

これまでのダフタウンのイメージとは異なるフレッシュでフルーティーな仕上がり。

開けたては少し硬さがありますが、余韻に白ブドウキャンディやサマーフルーツ様なニュアンスを感じることが出来る仕上がりです。

<テイスティングコメント>

香り:キラキラした香り立ち、硬いストーンフルーツ、ゴールデンシロップや蜂蜜、ハーブキャンディ、レモングラス、ピノグリージョ、甘夏の砂糖漬けピール、冷たい凍頂烏龍茶。

味:口に含むと、バランスの良い口当たり、甘夏の皮の砂糖漬け、バニラクリームを挟んだビスケットアイス、ピノグリージョ、白ブドウキャンディ、余韻にサマーフルーツ

フィニッシュ:心地良く爽やかな余韻、甘夏やサマーフルーツ、レモンティー、乾いたオーク(292本限定)


グレンバーギ 2010-2022 11年 BOURBON BARREL FOR SHINANOYA

今回、第二弾として選定した原酒は、グレンバーギの11年物のシングルカスクです。

グレンバーギ蒸溜所は、1829年創業。

1936年にカナダのハイラムウォーカー社が、「バランタイン」のブランド権を含め、買収した際にグレンバーギ蒸溜所、ミルトンダフ蒸溜所も同グループ下に入りました。

以後、偉大なスコッチブランド「バランタイン」を支える中枢的存在として、同ブランドの原酒供給を担ってきた蒸溜所です。

その為、原酒の殆ど全てがバランタインへ使われてしまう為、GM社の蒸溜所ラベルを除いてはかつては目にすることの少ないシングルモルトの銘柄でした。

2004年にもともとの旧蒸留所は解体され、より大規模な現在の蒸溜所が出来上がりました。今回の原酒は、新しい蒸溜所に代わってからの原酒になります。

10年前後の若い原酒ながら、程よい果実感、素直な樽感、バランスの良い麦芽風味が備わっており、【バランタイン】の構成原酒であることも納得できるような、万能的で素性の良さが感じられような原酒です。同ブランドのファイネスト、12年に使用されているであろう優秀なモルト原酒です。

本ボトルは開けたての時点では、もう少し若いモルトの風味がやや主体的で、ハーブの様なグラッシーなニュアンスも感じられましたが、瓶詰してから数年様子を見たことで、それらのニュアンスがだいぶ落ち着き、ソフトでマイルドな印象に変化していきました。

*細かい澱があるボトルがございますが、ウイスキーの風味、健康には問題ございません。経年保管の為、コルクが脆弱なので替え栓が必要になるかもしれません。お含みの上でご購入いただけますようお願い申し上げます。

<テイスティングコメント>

香り:スイートで柔らかく澄んだ香り立ち。林檎や砂糖漬けのラ・フランス、花梨、次第にかすかにフローラル、みかんの皮をブレンドした緑茶、ジャスミンティー、スイカズラ。ういろう、ほんのりとバニラやジェリービーンズ

味:口に含むと、口当たりはソフトでクリーン。蜂蜜、ジャスミン、砂糖漬けのオレンジピールや林檎。キャンディー、次第にういろうやジェリービーンズ。

フィニッシュ:フレッシュで爽やかな余韻が心地よく続く。アップルミント、リコリス。(151本限定) 


ダフタウン 2007-2025 17年 HOGSHEAD FOR SHINANOYA

今回、第三弾として選定した原酒は、ダフタウンの17年物のシングルカスクです。

ダフタウン蒸溜所は、第一弾ダフタウン2009VTと重複していますが、タイプの違う原酒をセレクト致しました。

2007年蒸留原酒ということで、レシピ変更後の原酒にはなりますが、

第一弾に比べると、丁度過渡期にあたる様な以前のダフタウンの面影を残しながら変化をしている原酒の印象を受けました。

17年熟成の中熟原酒。2009年蒸留の14年熟成が黄色や黄緑色で喩えるとするならば、こちらは、イエローオレンジや橙の印象を受けました。

熟成年の違いというだけでなく、より主張的なモルトのボディ感、往年のオレンジ系のニュアンスを残しつつ、種のある皮の硬い果実、スモモやマルメロのような熟れたストーンフルーツ、黄色い果実。次第に、フェッターケアンを想わせるようなビタミン剤の様なケミカルフルーティーな一面も感じ、同銘柄ですが飲み比べると好みの分かれるセレクトになっています。

<テイスティングコメント>

香り:すもも、マルメロのような熟れたストーンフルーツ、リコリス、ジンジャービスケット、レモンバーベナ、ル・レクチェ、次第にビタミン剤、全粒粉のシリアル、ソーヴィニヨンブラン。

味:口に含むと、爽やかさを伴いながらマイルドな麦の輪郭を感じる。バランスの良いミディアムボディ。熟れたストーンフルーツ、花蜜、こねたパン生地やベーグル、ドライパイナップル、ルバーブのジャム。

フィニッシュ:余韻は、しっとりとした質感でマイルドな麦芽風味とドライパイナップル、干し草。心地よい余韻が続く。(118本限定) 


商品スペック

①シリーズ名:【Carpe Diem (カルぺ・ディエム)】 

商品名: ダフタウン 2009-2024 14年 ホグスヘッド#700828 FOR SHINANOYA “Carpe Diem”

SINGLE CASK : HOGSHEAD / SINGLE VINTAGE :2009 / CASK STRENGTH : 52.5% /292 bottles

店頭販売価格:16,500円(税込18,150円)

販売スケジュール:

2026年3月2日(月) 信濃屋各実店舗(食品館、野沢店、喜多見店を除く)にて予約開始。

2026年3月6日(金) オンラインショップ販売分予約開始。

2026年3月13日(金) 商品発売開始。


②シリーズ名:【Carpe Diem (カルぺ・ディエム)】 

商品名:グレンバーギ 2010-2022 11年 バーボンカスク FOR SHINANOYA  ”Carpe Diem”

SINGLE CASK : BOURBON BARREL / SINGLE VINTAGE :2010 / CASK STRENGTH : 50.3% /151 bottles

店頭販売価格:16,500円(税込18,150円)

販売スケジュール:

2026年3月16日(月) 信濃屋各実店舗(食品館、野沢店、喜多見店を除く)にて予約開始。

2026年3月20日(金) オンラインショップ販売分予約開始。

2026年3月27日(金) 商品発売開始。


②シリーズ名:【Carpe Diem (カルぺ・ディエム)】 

商品名:ダフタウン 2007-2024 17年 バーボンホグスヘッド#210 FOR  SHINANOYA “Carpe Diem”

SINGLE CASK : BOURBON HOGSHEAD/ SINGLE VINTAGE :2007 / CASK STRENGTH : 49.6% / 118 bottles

店頭販売価格:19,500円(税込21,450円)

販売スケジュール:

2026年3月23日(月) 信濃屋各実店舗(食品館、野沢店、喜多見店を除く)にて予約開始。

2026年3月27日(金) オンラインショップ販売分予約開始。

2026年4月3日(金) 商品発売開始。


*予約開始日前の各実店舗へのお問い合わせはご遠慮下さい。

*各実店舗受注本数には限りがございます。予約数完売の際はキャンセル待ちとさせていただきます。

 予めご了承下さい。遠方のお客様は、オンラインショップでの販売をご利用ください。


購入前の事前試飲について

本プライベートボトルですが、

今後、弊社は下記のイベント出展を予定しております。

3月日(土)信濃屋本店(ワイン館)有料試飲会 -有料試飲のみ‐

3月8日(日) BeverageStreet 2026 TOKUSHIMA WHISKY & COCKTAIL FESTIVAL 

信濃屋ブースにて

上記のイベント内では、こちらのボトルの有料試飲 および、イベント内予約を計画中です。

是非、イベントにご参加の際は弊社ブースにお越しの際には、本ボトルをお試しください。

(イベント内予約は数量限定になります。予定数完売時はご容赦下さいませ。)

また上記以外での弊社主催の試飲会やバーイベント等でもお試し頂ける機会が作れるかもしれません。

こちらについては、追って各弊社からの最新情報を追っていただければ幸いです。


信濃屋洋酒課バイヤープロフィール

株式会社 信濃屋食品 営業本部洋酒課課長 兼 チーフスピリッツバイヤー

東京都出身。20代でウイスキーの魅力に目覚め、学生時代から都内のBARやウイスキーのイベントに通う。ベンチャーウイスキー秩父蒸留所での見学がきっかけで、本格的にウイスキーを仕事にすることを決断し、㈱信濃屋食品2014年社員入社。店頭での販売員としての勤務を経て、2017年より商品開発を担当するスピリッツバイイングチームの一員として勤務。2019年現職スピリッツバイヤーになり、信濃屋プライベートボトルを中心とした商品開発を担当。十勝酒造㈱執行役員として、2025年稼働予定 十勝蒸溜所のプロジェクトに携わる。

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