Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

シャンパーニュ鍋を試してみました@目黒店 柴野

2022.12.23

今回のブログ担当者は…?

こんにちは。目黒店の柴野ですぐっと寒い日が増えて参りました。今日の夕飯どうしようかな?あったかい物に限るよなぁ〜と思うと、真っ先に思い浮かぶのは「お鍋」ですね。忙しい年末、寒くて冷えた体には、お鍋は救世主!様々な鍋出汁が売っている昨今、その日の気分でチョイスし、たっぷりの野菜をカットし、お肉やお魚を入れて煮込めばすぐ食卓へGO。

そんな毎日を過ごしておりますが、ご飯と晩酌が楽しみな私にとって、お鍋も色々楽しみたいなぁと思っていた所、世の中にはなんとも贅沢で美味しいお鍋があるとか無いとか。

それは、ズバリ「シャンパーニュ鍋」なる物。

シャンパーニュ鍋とは…

以前、京都に行った時、割下の水の代わりに日本酒を使う「日本酒鍋」を食べたことがありました。お野菜、魚介、お肉などをさっとしゃぶしゃぶして食べる、とても美味しいお鍋で、あまりの美味しさに、家でも再現したくらいでした。割下の日本酒を煮切るために、火を付けるのですが、とっても危険。お家で造る際はお気をつけください。

日本酒鍋
割下日本酒鍋の日本酒を煮切る様子

本題に戻って、シャンパーニュ鍋なる物をネットで調べたところ、お好みの貝を使って、割下はシャンパーニュだけと言うもの。つまりは貝鍋の様です。

実際に作ってみました♪

今回は、ムール貝、アサリ、帆立。ついつい欲張って、海老、鱈、白子を準備。でも、庶民派の私には、シャンパーニュはやっぱり気が引けてしまいます。そこで、造り方も葡萄品種も近い、カルヴェのクレマン・ド・ブルゴーニュで造る事にしました。

魚貝類を入れたお鍋に、クレマンをボトル4分の3入れ、火をつけてしっかり煮切ります。残りは貝が口を開くまでのお楽しみタイムとして、ちょいと一杯。貝の口が開いたらここで、まずはクレマン蒸しとしてパクパク。塩も出汁も入れてないのに、美味し過ぎます。クレマンの炭酸のおかげか、魚貝がふっくらと。マッシュルームとエシャレットのみじん切りを加えてさらに一煮立ち。そこでまた一口。旨味が増しました。

クレマン投入
しっかりと煮切ります

いよいよ、今日のドリンク、シャンパーニュと一緒に。

今回は、オージェンヌのトラディションにしました。美味しすぎて、あれよあれよと魚貝類が無くなっていきます。食べ切ってしまいそうな欲望をグッと抑えて、ここで、生クリーム投入。シャンパーニュと合いすぎて、さらに止まらない!これは正に、クラムチャウダー。

締めは、ちょっと太めなフェットチーネを入れて、チーズとパセリ、黒胡椒。極上、海鮮クリームパスタに。残ったソースは翌日、トーストに乗っけて焼き、クロックムッシュ風にでもしよう!

クリーム投入。まるでクラムチャウダー
〆の海鮮クリームパスタ

はぁー、一度で何度も美味しい鍋でした。お家でちょっと贅沢!なんちゃってシャンパーニュ鍋、是非、皆様もお試し下さい♪

今回使用したワインはこちら

カルヴェ クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット[2020]

1818年創業の老舗ネゴシアンが単一のヴィンテージから造るクレマン・ド・ブルゴーニュ。オート・コート・ド・ボーヌとシャロネーズで栽培されるシャルドネとピノ・ノワール、アリゴテのブレンドでフレッシュな果実感と酸味のバランスの良い1本です。

オージェンヌ  トラディション BRUT

シャンパーニュ地方南部にあるコート・ド・バール地区のバローヴィルに本拠を置く、1962年設立の共同組合。名前のオージェンヌは12世紀に実在した法王オージェンヌ三世に由来しています。老舗が多いシャンパーニュ地方の中では比較的新しい生産者ですが、様々なコンクールでの受賞歴やワイン専門誌での高い評価を誇ります。

詳細はこちらから
詳細はこちらから

SEARCH