おうち中華とワイン@豊洲店 澤田
今回のブログ担当者は…?
こんにちは。豊洲店の澤田です先日、弊社の横浜馬車道店に遊びに行ったのですが、帰り道にぼーっとしていたせいで中華を食べ損ねてしまい…とても歯がゆい思いをしました。なのでおうち中華でリベンジです。今回は私のおすすめの中華ペアリングをお伝えしようと思います♪
そもそも中華とは
中国の伝統料理を日本人向けにアレンジしたものを中華料理と呼びます。本場で食べられている本格的な料理は中国料理と呼ばれ、中華料理はあくまで日本国内で発展した料理のジャンルとなります。
中国4大料理
- 北京料理
中国王朝が現在の北京に首都を定めた後の宮廷料理や、北京市民が気軽に楽しむ家庭料理や郷土料理のことを指します。華やかで繊細、手の込んだものが多く、北方に位置するため生姜やにんにくをよく使い塩辛い味付けになりやすいです。小麦や肉中心の料理が多いです。
代表される北京料理・・・北京ダック、水餃子、杏仁豆腐
- 上海料理
東シナ海に面する長江(ナイル川、アマゾン川に次ぐ第3位の大河)下流の地域なので、エビやカニ、淡水魚などの魚介類をふんだんに使用する料理が多いです。醤油の名産地でもあるため、醤油と砂糖を使用した甘辛い味付けのものがメインです。日本の食文化にも近いですね。
代表される上海料理・・・上海ガニ、小籠包、東坡肉(豚の角煮)
- 広東料理
山・川・海の豊かな自然に恵まれているほか、貿易が盛んだったこともあり「食は広州にあり」と言われるほど、多彩な食材のバリエーションが自慢です。フカヒレ、伊勢エビ、アワビ、ツバメの巣など、高級食材が使われるのもこの地域です。食材の旨味を活かす、優しくてシンプルな味わいのものが多いですが、貿易が盛んだったことから西洋風の味付けも多いです。
代表される広東料理・・・フカヒレの姿煮、八宝菜、酢豚
- 四川料理
香辛料を多用し、しびれる辛さが特徴的。四川は盆地で、夏は湿度が高くて蒸し暑いです。そのため、発汗作用のある唐辛子で夏バテ予防・健康維持を促したり、食材が傷まないように香辛料をふんだんに使用したと言われています。豆板醤発祥の地でもあります。
代表される四川料理・・・麻婆豆腐、回鍋肉、青椒肉絲
中華で皆さんが最もペアリングに頭を悩ませるのが四川風ではないでしょうか??
そもそも唐辛子の辛みの成分であるカプサイシンは水に溶けず、辛い物を食べて水を飲んでも辛みが広がるだけで逆効果だったりします。水もダメなのに合うワインなんてあるの?と感じるかもしれませんが・・・あるんです!
それがランブルスコ‼
ランブルスコとは…イタリア エミリア・ロマーニャ州で造られる弱発泡性の赤ワイン。炭酸が優しめな赤のスパークリングワインです。黒ブドウであるランブルスコ種から造られ、甘口から辛口まで多様な種類が存在します。
※出典:ランブルスコの輸入代理店でもある ローヤルオブジャパン様より。
個人的にはタンニンも程よく感じる中甘口~辛口のランブルスコがおすすめです!四川の特徴的なしびれと辛さを、ランブルスコの自然な甘やかさと黒ブドウ由来のタンニンがしっかりと受け止めてくれるのです♪脂っこさは炭酸が中和してくれるので、中華もワインもびっくりするくらいスイスイいけます。(四川風以外も大体ランブルスコで解決します)ちなみに、私は中華を楽しむときは絶対にランブルスコを準備します。
価格もお手頃なものが多いので気軽に楽しめる事受けあい。ぜひ試してみてください!