Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

ボランジェ収穫祭に参加してきました@バイヤー 加藤

2024.10.26

こんにちは。バイヤーの加藤です。少し前になりますが…9月15日-16日、シャンパーニュ・ボランジェの収穫祭に参加してきましたのでご報告させていただきます♪

女王陛下とジェームズ・ボンド(007)が愛するシャンパーニュ

「We Are Bolly Family」がモットー。創業1829年よりピノ・ノワールの聖地、シャンパーニュ地方・アイ村で家族経営を続けるグランメゾン、シャンパーニュ・ボランジェ。職人の手による伝統製法で支えられたクラフトマンシップに裏打ちされたエレガントで質の高いワイン造りには定評があります。創業以来、今でも木樽発酵を行っている数少ないメゾンのひとつ。一貫したスタイルと安定した品質により、ミシュラン星付きレストランのシェフやソムリエなど、食のプロフェッショナルに高い評価を受け、ワイン愛好家なら知らない人はいないと言われるほどの熱い支持を得ています。

海外での収穫体験はあまり経験がなかったので、とても緊張しましたが楽しく収穫できました。収穫ユニフォームも準備していただき準備万端♪毎年、帽子・Tシャツの色が違うようですが、今年は個人的に好みのネイビー色だったこともありラッキー!!

選果なども適度にしながら、スムーズに終えることができました。今年は雨がおおく、健全でないブドウも多くありましたが、約5年後にリリースされるキュヴェが待ち遠しいところです。

アイ村といえば「ピノ・ノワール」力強くエレガントな味わい♪

前夜祭でいただいた、ボランジェが唯一無二なピノ・ノワールへの挑戦、ヴェルズネイを中心に、アイ/アヴネイ/ルーヴォワ/ミュティニー/トーシエールのピノ・ノワールのみ使用した特別ブレンド。PN VZ 19は、シャンパーニュが思い描くピノ・ノワールのさまざまな表現を求めるワイン愛好家にお楽しみいただけるワインです。

その独特のスタイルと香りを際立たせるために10 ~ 11 ℃で提供がベストみたいです。すぐに楽しむことも、セラーにてさらに熟成させることも可能です♪口に含むと白い果実や柑橘類の果実味が感じられ、グラニースミス(リンゴ)の酸味に、生き生きとしたブラッドオレンジの風味が融合します。しなやかでシルキーな口当たりが、よりエレガントなワインに仕上げます。フィニッシュには塩味のタッチがあり、アフターに最後の華やかさを加えています。

シャンパーニュお勧めホテルのご紹介♪

エペルネ駅から6.8kmのLOISIUM Wine & Spa Hotel ChampagneはMutignyにある4つ星の宿泊施設でシャンパーニュの品揃えがすごく、プールにサウナなどシャンパーニュ地方でゆっくりとした時間を過ごしたい方へお勧めのホテルです♪

レストランの雰囲気もよく、朝食の画像になりますが、夜はフランス料理、郷土料理、各国料理をはじめ、リクエストに応じてベジタリアン、乳製品フリー、ヴィーガンのオプション等もあるようです。プライベートで泊まってみたい絶好のロケーションで、とても魅力溢れるホテルでした♪

さいごに…

気がつけば、もうすぐ11月。もう今年もあと二ヶ月…あっという間に年末商戦!!この時期が一番、いつも以上に頭をフル回転して「何を売ろうか、どうしようか?」など毎日考えているのですが、やっぱりシャンパーニュは外せませんね♪

ボランジェは個人的にも好きなシャンパーニュの1つで、力強さもありながらも繊細でエレガント黒ブドウ、ピノ・ノワールがアッサンブラージュのベースです。どのキュヴェにも60%以上の割合で主体となり、深み、複雑性、力強さをもたらします。樫樽を用いて発酵を促すのも特筆すべき点で、ボランジェではリザーヴワインをクリュ別、ヴィンテージ別にマグナムボトルで5 ~ 12 年寝かせて熟成させ、アッサンブラージュの際に、5 ~ 10%の割合で最新ヴィンテージと、その前の年の収穫から造られたワインに加えられます。

ボランジェ=ピノ・ノワール、これから寒くなる季節に、お勧めのシャンパーニュ・ブランドです♪

是非、特別な機会に楽しんでいただけたら嬉しいです。

信濃屋ワインバイヤープロフィール

鳥取県出身。ホテルオークラ東京(現TheOkuraTokyo)で当時、国内随一の人気と格式のあるフレンチレストランLaBelleEpoqueにてサービスに従事。数々の海外星付きシェフのフェアなど経験し、フランス料理の神髄とサービスマンとしての振舞いを学ぶ。

その後、丸の内再開発プロジェクトとしてOPENした、ミクニ・マルノウチにてソムリエに就任し、当時PP100点のボルドー ワインを全てオンリストするなどして話題に。そして若手ソムリエコンクール(当時25歳以下)にてファイナリストを経験。ソムリエとして更なる飛躍を目指し、当時パリ一つ星「STELLA MARIS」 の吉野建氏が東京にOPENした「tateru yoshino」のソムリエに就任。現在は、信濃屋のワインバイヤーとして、ソムリエとしての経験と世界11ヶ国のワイン生産地を訪れた現地での情報を基に、ビギナーからプロフェッショナルまで楽しめるワインショップとして業界で注目され続けている。 また人と人との出会いを大切に、オン・オフのマーケットの交流とリテールに携わる人々の社会的な向上をはかり広く社会へ貢献することをモットーに日々奮闘中。

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