Shinanoya food & liquor

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個人的にお勧めのピノ・ノワールのご紹介♪@バイヤー加藤

2022.04.06

今回のブログ担当者は…?

こんにちは(^▽^)/バイヤーの加藤です。今回は個人的にお勧めのピノ・ノワールをご紹介いたします。

ピノ好き必見!!バイヤー加藤 お勧めのピノ・ノワール

ピノ・ノワールと言えば、ブルゴーニュ!と最初に思い浮かぶ方が多いワイン産地かと思いますが、大ピンチを迎えております!!

近年の収穫量減、特に2021年は天候の不調で、収穫量は過去5年間(2016-2020)平均の3分の1に減少したようで歴史的に最も少ない収穫量となり、今後の売上の不安と更に価格上昇も懸念され、不安な毎日ではありますが・・日本はアジアの中では一番のリーダー国で、世界的にみても、米国、英国に続く三番目の輸出市場となってますので商品が無い無いといっても何とかなるだろうと!と根拠のないポジティブ思考で過ごすようにしております♪

まぁそれはさておき、輸入量が減少することは確実ですので、ブルゴーニュ以外でも、たくさん素晴らしいピノ・ノワールが生まれるワイン産地、ニュージーランド、オーストラリア、カリフォルニア、チリ、南アフリカなどなど飲んでみたいワインがいっぱいありますが、今回は同じヨーロッパで個人的に注目しているイタリアの北部アルト・アディジェのピノ・ノワールをご紹介させていただきます♪

イタリアの北部アルト・アディジェ

Alois Lageder-アロイス・ラゲデール-

アロイス・ラゲデール ピノ・ノワール [2017]

1823年にイタリアのボルツァーノに設立されたアロイス・ラゲデール。ラゲデール家の歴史の一部であるワイン造りは150年以上に渡り高い品質を追及し続けています。現在は6代目当主クレメンス・ラゲデールが指揮を取り、伝統と革新を融合したワイン造りを行なっています。バイオダイナミックを実践する自社畑と長期契約農家のブドウを使用し、多くのワインがデメテールの認証を受けています。

アロイス・ラゲデールの畑の様子

アルト・アディジェ州の特徴とワインの醸造について

ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン、トラミネルなどの白、スキアーヴァ、ラグレイン、メルロ、カベルネなどの赤など多くの品種が植えられておりますが、特にピノ・ノワールも外せないワイン産地になります。アロイス・ラゲデールのピノ・ノワール2017年は醸造:標高300~450mに位置するマッツオン地区の異なる畑。砂、チョーク、ロームの土壌。非常に冷涼な気候。樹齢10~40年。ステンレスタンクで14日発酵とマセレーションを行い、スラヴォニアンオークの大樽で15ヶ月熟成。

バイヤー加藤のテイスティングコメント

ピノ・ノワール特有のレッドフルーツ、チェリー、スパイス、土っぽいアロマが立ち上ります。ミディアム・ボディでフルーティーかつ繊細なスタイルに仕上がっており、瑞々しいフィニッシュと長い余韻が特徴です。3~5年は熟成も可能なピノ・ノワールとなっております。やや熟成したニュアンスもありながら、ピュアでキレイなスタイルになっており、個人的には大好きな味わいで全部買い占めたかったぐらいの1本です♪何しろ品質からして、めちゃお買い得感ありありです!!お料理とはトマトベースのソースにも抜群の相性ですよ~♪

ブルゴーニュの売上減、価格高騰が避けられない状況のなか、世界には素晴らしいピノ・ノワールがたくさんありますので、この機会に是非、試していただけたら嬉しいです。またブルゴーニュのマイナー産地のピノも素晴らしい品質の商品が増えておりますし、他国でも、まだまだ飲んでいただきたいピノ・ノワールもたくさんありますので、またご紹介させていただきます!一部店舗(ワイン館、北千住、目黒、新宿、豊洲、馬車道)でも限定販売してますので気になる方はお近くの店舗にお問い合わせしてみてくださいませ♪

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アロイス・ラゲデール ピノ・ノワール [2017]

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