Shinanoya food & liquor

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NAPA看板

年末に楽しみたいオーパス・ワン♪@バイヤー 加藤

2025.11.06

今回のブログの担当者は…?

こんにちは♪バイヤーの加藤です。

ここ最近は、すっかり秋らしくなってきて、やっぱり赤ワインが恋しくなる季節ですね。仕事柄いろいろなワインを飲みますが、プライベートで飲む一本はまた別物で、ついつい飲みすぎてしまうこともあります笑

今回は皆さまもご存知、一度は飲みたい高級ワインとして有名なオーパス・ワンの最新ヴィンテージなど、現地で飲む機会がありましたので、感じたことなどを気軽に書いていこうと思ってます♪

オーパス・ワンとは…?

オーパス・ワンは、シャトー・ムートン・ロートシルトの伝説的当主、フィリップ・ド・ロートシルト男爵およびナパ・ヴァレーの有名醸造家ロバート・モンダヴィによって創立。創立者たちの唯一の目標は、両ファミリーの誇る偉大なワイン造りの伝統と革新的な精神を融合させて、ナパ・ヴァレーから至高のワインを造り上げることでした。オーパス・ワンは、偉大な芸術作品がそうであるように、彼らの情熱から誕生しました。品質で決して妥協しないオーパス・ワンの唯一の目的は、ビジョンと情熱を何世代にもわたって表現し続けていくことのようです。

いざオーパス・ワインに訪問!

世界的大財閥のロスチャイルド一族が彼らのこれまでの功績と精神的価値を代表するシンボルとして立ち上げたシャンパーニュ・メゾン。シャルドネの聖地、コート・デ・ブランの偉大なテロワールを表現した、メゾンを象徴する1本。

グラン・クリュとプルミエ・クリュのシャルドネを100%使用して造られ、シャルドネの繊細さと偉大なテロワールの香りの豊かさが見事に調和し、完璧なハーモニーを湛えた仕上がりで、あっというまに飲んでしまいました♪

中に入るとオーパス・ワンの「O」がお出迎え。普通の「O」なのですが、何か凄く感じてしまう雰囲気があります…。

美しい芸術作品に囲まれたパートナーズルームでは、リビングルームのように快適な空間でゆったりと座りながら、ナパ・ヴァレーの息を呑むような絶景を見渡すことができます。

こちらではオーパス・ワン エクスペリエンス(お1人様 200USドル 2025年10月)を体験することができます。

こちらで現在リリース中のヴィンテージとコレクターズリストからのライブラリーワイン2種類を、テイスティングでお楽しみいただけます♪(勿論、全部飲んでもOKです)。 日本人女性(片山様)のエステートアンバサダーが、オーパス・ワンの豊かな歴史、ワイン作り、各ヴィンテージにまつわる物語を巡る旅へとご案内します。約90分間の体験では、ワイナリーツアーと、ワインに合う美味しいお料理もお楽しみいただけます。

個人的にお勧めの2021年

2021年は、オーパス・ワン史上2番目に少ない降水量で、栽培チームは限られた水を最大限に活かせるように例年より早めに土壌を耕しました。

ブドウは例年より低い収量となりましたが、収穫時の果実は高い凝縮度と風味を得ることができ、8月31日に始まった収穫は順調に進み、9月24日に終了。

新鮮なカシス、ブラックベリー、ブラックチェリーの魅惑的な黒果実のアロマに、スミレ、バニラ、ベーキングスパイス類の微かな香りがバランスよく調和しています。

口に含むと明るくフレッシュで、きめ細やかなタンニンがクリーミーでビロードのような感触をもたらします。紅茶、リコリス(甘草)、ダークチョコレートの魅力的な風味が長い余韻に感じられ、セラーで保管されると、ワインは今後何年にも渡ってお楽しみいただけるポテンシャルを感じました♪

オーヴァーチャーについて

1993年に初めて造られたオーヴァチャーは、オーパス・ワンの自社畑で有機農法によって育てられたブドウから生まれる、伝統的なセカンドワインです。オーパス・ワンと同様、細心の注意を払い、すべて手摘みで収穫、醸造されています。

オーヴァチャーに適したユニークなアロマ、風味、テクスチャーという観点から厳密に評価され、フレッシュで飲みやすく、しなやかで、熟成のポテンシャルを秘めた素晴らしいワインです。

初めてヴィンテージが付いた記念すべき2021年。オーヴァチャー2021は、プラム、ブラックベリー、チェリーのさわやかなアロマとともに、乾いたバラの花びら、森の下草、土を感じさせるミネラルの魅力的なニュアンスが感じられます。

繊細なタンニンによりベルベットのような滑らかな感触をもらたし、微かなコーヒーとダークチョコレートのニュアンスが、融け込んだ酸味と相まって、心地よい長い余韻を楽しませてくれます。

毎年10月に価格改定があるようですが、やはり値上がりしていました。

※オーパス・ワン2014 2024(550ドル)2025(645ドル)                                 ※オーパス・ワン2015 2024(540ドル)2025(635ドル)                                 ※オーパス・ワン2017 2024(455ドル)2025(555ドル)                                 ※オーパス・ワン2015 2024(1180ドル)2025(1375ドル)※1,500mL

1年で、約10,000円以上、値上がっているのでこの先が怖いですね…笑                            オーヴァチャーも、21年になり、約5,000円ほど値上がっています。

ファーストヴィンテージなのもあり、今後の値上がりも必至かと思います。今が一番お値打ち価格なので、購入してセラー熟成を推奨いたします♪

この素晴らしい環境で熟成されたら美味しくなるのは納得ですね♪

2018年も今飲んで美味しいお勧めのヴィンテージです♪

2018年は安定した天候と穏やかな気温に恵まれ素晴らしい年となりました。

オーパス・ワン2018年は、ブラックベリー、カシス、ブラックチェリーの豊かな香りから、上品なスミレ、自胡椒、バラの花びらへと統き、とても瑞々しい黒果実の味わいがしなやかに幾層にも重なり、オレンジの皮、甘革、ダークチョコレートのニュアンスがアクセントとして感じられます♪。

現行ヴィンテージは2021年になり、早くて年明けに2022年が入荷予定となっております。(現地価格は値上がっていました笑)

オークヴィルグロッサリー

今となっては、ナパ・ヴァレーに似合わない看板となってしまっているような気もしますが笑、食事、試飲もできるのでお時間あるときは是非訪れてほしいイチオシスポットです♪

最後に

オーパス・ワンは、特別な日にだけ飲まれるワインではありません。むしろ、その存在は日常のなかでふと立ち止まり、今ここにある幸せを感じさせてくれる”きっかけ”のような存在でもあり、日々の時間を豊かに変えてくれる存在でもあります。                             その一杯は深い余韻とともに心を優しく包み込み、その豊かな満足感は、まるで人生の中にそっと灯される小さな光のよう。そんな贅沢な時間を私たちに届けてくれる素晴らしいワインです。決してお安いワインではありませんが、大切な人と語らう時間に寄り添い、人生の記憶の一部として残り、いつまでも輝き続けていくことでしょう☆

ネット店では、数量限定でお買い得価格で販売しているタイミングもあります。機会がありましたら、お手にとっていただけたら幸いです。

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