Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

ワイナリー訪問記-フランス出張編part①-@ネット店 升田-

2022.12.04

皆様こんにちは!!12月に入りましたね…早い!!年末年始に向けて体調管理バッチリして充実した12月を満喫しましょう♪今週、来週はネット店の升田がブログを担当させていただきます

コロナ禍になり早3年、今年の夏ごろから徐々に海外への受け入れ条件が緩和され、日本の入国条件も緩和されてきたことで前回のブログに挙がりました『ニュージーランド出張』を皮切りに、信濃屋としても3年ぶりの『フランス出張』に行ってきました♪その時の様子を2回に渡りご紹介いたします。皆様もワインを片手にお読みいただければ嬉しいです。

いざワイン大国フランスへ

いざ日程が迫るとバタバタとしてしまうもので…当日も私が若干の遅刻をしたものの無事にフライト出来ました。コロナ禍でも出国は意外とスムーズに行けるものだなっと思いました♪

従来はフランス(パリ)までのフライト時間は約12時間。しかし、現在ロシア・ウクライナ情勢悪化の影響により、航空会社各社はロシア上空を通過するルートによる運行ができない状況になっております。そのため、フライトは14時間に及びました。しかし、機内ではこんなワインと出会いました!!

機内食と楽しむJAL機内限定ワイン DOUBLE “O”(ダブル・オー)

弊社でも絶賛販売中のJAL機内専用に開発された「JALオリジナルワインDOUBLE“O” (ダブル・オー)」を美味しくいただきました!!もちろん夜は白ワインも飲みました(笑)フランスとは時差が8時間あるため機内で調整をしつつ14時間が短く感じる程に充実した時間を過ごすことが出来ました。

フランス到着〜ディジョンへ

パリに着いてからはTGV(フランス国外の各都市を結ぶ高速鉄道)に揺られること約2時間。車窓から眺める風景は『フランス…??』と思えるほどフランスを感じることが無く『世界の車窓から』とはいかないまでも、常に風景を眺めていたくなるそんな時間でした。

シャルルドゴール空港に到着した瞬間
TGV駅の構内

ディジョンからボーヌへ

ディジョン駅からは車で今回の拠点ボーヌへと向かいました。ボーヌへ行く途中はブルゴーニュの銘醸地を駆け抜ける『グラン・クリュ街道』を通ります。名前の通りブルゴーニュ地方のなかでもグラン・クリュが集中するブドウ畑の中を走る街道。コート・ド・ニュイ地区コート・ド・ボーヌ地区、ディジョンからサントネイまで60kmにわたって続きます。

ブドウ畑は区画ごとに分けられ、その多くは石垣や小川、生垣で仕切られています。クロ(Clos)と呼ばれる石垣があり、所有者の名前が石垣に刻印されたり、所有者を示すモニュメントがあることも珍しくはありません。

あんな風景は流石に日本では見られない、正にワインの聖地といった場所でした。360度見渡す限りのブドウ畑。『ロマネ・コンティ』『クロ・ド・ヴージョ』『シャンベルタン』『ミュジニー』錚々たる畑が眼下に映っては消え映っては消え、その歴史的背景と美しいブドウ畑は時間を忘れさせてくれるひと時を与えてくれました。

グラン・クリュ街道
ワインラヴァー憧れの地『ロマネ・コンティ』の畑

そして、ワインラヴァー憧れの地『ロマネ・コンティ』の畑にも寄りました。初日にしてピークを迎えたような気持ちで、今までの思い出が走馬灯のように蘇り危うく泣きそうになりました(笑)

およそ10年前にロマネ・コンティの畑を人質に身代金をとろうとした脅迫事件も未だ記憶に新しく、現在は畑へ踏み入ることは禁止されています。その為、石垣の前からブドウ樹に穴が空くほど凝視してました。流石に世界一有名な畑の前とあって『ロマネ・コンティ』の前にはワインを飲みながら畑を鑑賞する方々も見受けられました。流石に『DRC』は飲んでいませんでした(笑)

クロ(Clos)と呼ばれる石垣の前
ロマネコンティ畑の様子

今回の拠点ボーヌの街並み

ボーヌの周辺にはワイン産地が隣接しているので、ワインツーリズムとしては最高の拠点でもありおススメです。我々が訪れた11月には国際的に名高いワインイベント『栄光の三日間』『オスピス・ド・ボーヌ』が開催される月でもあったので、その時には世界中からワインラヴァーが訪れる場所でもあります。

街中を探索する時間が無く、1週間通しておよそ2時間だけ街中を歩きましたが、どこを切り取っても映画のワンシーンになるような美しい街並みでした。フランスでは建築家の国家資格保持者がいるようで、改築や新築を行うにあたっても歴史景観に調和しているかどうかを、建築家の国家資格保持者が法規に照らし合わせて管理しているので、このような美しい街並みが保持されているとのことを現地で聞きました。伝統を守り続ける大切さを学ぶ良い機会でした。

フランスでも貴重な歴史的建造物オスピス・ド・ボーヌ
ボーヌの街並み

ブルゴーニュの食文化

ブルゴーニュと言う銘醸地ではどんな風にワインが愉しまれており、どのような食文化が存在するのかもとても興味深いと思いませんか??

ブルゴーニュはフランスきっての美食地域です。マスタード、ソーセージ、エポワス、カシス、エスカルゴetc…料理でもコック・オーヴァン/ブッフ・ブルギニョン/ジャンボン・ペルシエなどワインを飲むための料理ともいえるようなラインナップばかりです。フランスで食べた一部を紹介します♪

ジャンボン・ペルシエ×マスタード×ピクルス

ジャンボン・ペルシエ

ブルゴーニュを代表する郷土料理の一つです。 フランス語で『ジャンボン=ハム』『ペルシエ=パセリ』と言う意味でハムとパセリを使用したブルゴーニュでは定番の前菜です。マスタードの産地としても有名なディジョン産のマスタードを添えていることが多いようです。

合わせるワイン

ドメーヌ・プティ・ロワ ブルゴーニュ・アリゴテ [2019]

ブルゴーニュでは当然『シャルドネ』が一般的ですが、次いでこのアリゴテがブルゴーニュでは親しまれています。ジャンボン・ペルシエは口当たりは円やかですが、ここでは付け合わせのマスタード、ピクルス共に酸が際立ちます。また、ジャンボン・ペルシエに使われるハムがフランスでは結構味付けが濃いので、アリゴテ種がもつ溌溂とした酸味に同調します。ハムとマスタードの円やかさにはアリゴテの果実感が寄り添ってくれてワインと料理の相乗効果が期待できます。

その当日は乾杯で飲んだクレマンを合わせましたが、スパークリングワインは文句なしに合うと思いますので、そちらもおススメです。まずは前菜なので、ここでは白ワインを…

ブッフ・ブルギニョンと付け合わせのポテト

ブッフ・ブルギニョン

こちらもブルゴーニュ地方を代表するメイン料理。フランス語で『ブッフ=牛』『ブルギニョン=ブルゴーニュ』と言う意味で牛肉のブルゴーニュ風煮込み料理を指します。

合わせるワイン

ドメーヌ・ピヨ  メルキュレイ 1級 アン・サズネー [2019]

触感的にもメルローやカベルネも良いと思いますが、そこはブルゴーニュなので王道ペアリングですね。料理で使用する赤ワインも現地でピノが多いのではないでしょうか。そういった観点からも、ブルゴーニュワインが合わない訳はありません。ピヨのワインは綺麗な酸味がありますので、お肉の脂身を酸が取り除いてくれますので無限に食べ続けられてしまう恐ろしいマリアージュだと思います(笑)

最後に…

今日は生産者紹介まで行く前に終えたいと思います。書きたいことがあり過ぎて1冊短編小説が書けそうです♪生産者やワインを紹介するのは当たり前なので、冒頭で話した通りワインを片手に、友人からフランスに行った時のお話を聞いている感覚に感じて頂けていれば嬉しいです。

ワインを楽しむためにはワイン自体を知ることはもちろんですが、そのワインを取り巻く環境や料理、文化などを知ることでよりワインが美味しくなることを身をもって体感しましたので、それが少しでも皆様に伝われば嬉しく思います。とは言え‥‥流石に次回はワイナリー訪問を書きたいと思いますので是非楽しみにお待ちくださいませ。それでは、また来週。

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