Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

日本人栽培醸造家コウヘイ氏が作るエコロジカルなクラフトワイン@ワイン館 佐藤

2023.07.08

今回のブログ担当者は…?

皆さん、こんにちは!代田ワイン館の佐藤です

ここ最近、ワイン業界は少しずつコロナ前の日常を取り戻しつつあり、試飲会や大きなイベントの開催も増えてきました。その中で先日参加させて頂いた、ニュージーランド専門インポーターのサザンクロス様の試飲会で「グリーンソングス」の小山浩平さんと約4年ぶりにお会いさせて頂きました!今回はその時に聞いたお話しも交えながら、小山浩平さんのワインをご紹介させて頂きます!

小山浩平さんてどんな人?

栽培醸造家の小山浩平さんは青森県出身。東京大学卒業後、東京、ロンドンなどの金融機関てで11年間働き、赴任先のロンドンでワインに目覚めました。理想のワイン造りを求めて、家族でニュージーランドに移住。南半球で最も古い農業学校であり、そして世界的な研究機関としても名高い「リンカーン大学」で学び、葡萄栽培・ワイン醸造学科を首席で卒業されました。

アメリカやニュージーランドで栽培醸造経験を積んだのち、ご自身のワイナリーを設立。栽培から醸造までの全てを自身で管理する栽培醸造家として注目されてきました。

この経歴を見ただけでも、浩平さんの「エネルギッシュ」で「パワフル」な人柄が伝わってくると思います!ワインの世界に入らなければ、一生お会いできないようなスゴイ方だなぁとしみじみ感じております(笑)

グリーンソングスのラベルカラーは葡萄の果皮の色をイメージしています。
最近は色が足りなくなってきて困っているようです(笑)

グリーンソングスについて

「グリーンソングス」は葡萄畑とワイナリーで絶え間なく新しいことに挑戦するため、小規模生産で想像力をフルに発揮し、常に新しいスタイルのワイン造りに取り組んでおり、31ヘクタールの自社畑から「グリーンソングス」に使用する葡萄は、混植ブロックなど個性的なヴィンヤードを含み、バイオダイナミック農法で栽培を行っています。

放牧するハイランド牛
水牛の角に牛糞を詰めたものを1年間土中に埋めた後、掘り出したものを雨水で希釈して畑に散布

醸造においても培養酵母無添加で、野生酵母での発酵を行います。亜硫酸添加もごく少量に抑え、介入は最小限にとどめ「美しくクリーンな香りと味わい」にこだわって造られています!

担当オススメ!

グリーンソングス アタマイ ファンキー ソーヴィニヨン・ブラン[2018]

アタマイヴィンヤード「ワイルドブロック」のソーヴィニヨン・ブランから造られる、100%樽発酵、100%マロラクティック発酵、100%樽熟成(10カ月)といったファンキーなワイン。しっかりしたボディにきれいな酸、複雑味のある白ワイン!

実はこのワイン、生まれたきっかけはワイナリー設立当時、収穫量とタンクサイズが合わず、やむなく一部を樽発酵させた事により生まれたアイデアだったようです。

最後に

今回はニュージーランドで大活躍中の小山浩平さんが造る「グリーンソングス」についてご紹介いたしました。

ワインの値上げが続く中(残念ながらワインだけではありませんが…)ニュージーランドのワインは非常にコストパフォーマンスの高いものが多く、これからのシーズンに活躍間違い無しのワイン産地です!

ランチでのチョイ飲みや、スクリューキャップ仕様も多いのでBBQに持っていくのも良いですね。代田ワイン館では「グリーンソングス」も各種ご用意しておりますので、ご来店された際にはぜひお手にとってご覧くださいませ!

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