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ロスチャイルド家とワイン@町田店-渋谷-

2023.12.22

今回のブログ担当者は…?

今回は町田店の渋谷が担当をします

早速、本題に入りますが皆さんロスチャイルド家という名前は聞いたことがあるでしょうか?最近では都市伝説番組でも紹介されることがありますが、私が初めてその名を聞いたのが高校の歴史の授業だったと記憶しています。そんなロスチャイルド家とワインの関係について紹介したいと思います。

ロスチャイルド家について

ロスチャイルド家は1760年代にドイツのフランクフルトで金融業を営んでいたマイアー・アムシェル・ロートシルトに始まり、その5人の子供が当時のヨーロッパ主要都市に分かれ金融業で財を成し得ます。現在でも、世界中で広範囲にわたる投資を行っており、銀行業や他のビジネス分野でも成功を収めて、世界各国で影響力のある家系として名声を得ています。

シャトー・ラフィット・ロートシルト

ここまでロスチャイルド家と言っていきましたが、こちらは英語読みでドイツ語読みではロートシルトと言います。その名前が冠されたワインは、世界中のワイン愛好家から高い評価を受けており、代表的なものとしては「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・ムートン・ロートシルト」が挙げられます。

「シャトー・ラフィット・ロートシルト」は1855年パリ万博で行われたメドック公式格付けで1級(格付け最高位)という最高評価を受けて、その後1868年ジェームズ・ロスチャイルド男爵が所有者となり、今なお「シャトー・ラフィット・ロートシルト」はロスチャイルド家によって守られ5大シャトーの筆頭格として絶大な人気を誇ります。

シャトー・ムートン・ロートシルト

「シャトー・ムートン・ロートシルト」は1922年よりフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵が所有者となり現在に至りますが、公式格付けでは1855年当初は1級から除外されており(諸説あり)賢明な努力の末、1973年にようやく1級に認定された過去があります。メドックの昇格は格付けが始まって以来のことで、後にも先にも例はありません。「シャトー・ムートン・ロートシルト」が昇格したことで、今の「五大シャトー」が誕生しました。

シャトー・ムートン・ロートシルト[1973]
ラベルデザイン:パブロ・ピカソ
シャトー・ムートン・ロートシルト[1975]
ラベルデザイン:アンディ・ウォーホル

またムートンを語る上で欠かせないのが、毎年違うラベルであり、かつては「ピカソ」や「アンディ・ウォーホル」など世界的な画家がデザインしたボトルもあります。アーティストには完全なる制作の自由が与えられていますが、ブドウ、ワインを飲むよろこび、ムートン・ロスチャイルドのシンボルである牡羊などをテーマモチーフに扱った作品が多く見られます。

さいごに…

今回紹介した2社以外にも「オーパス・ワン」や「アルマヴィーヴァ」などジョイントワインも手掛けており、スケールの大きさを感じることができるのではないでしょうか!購入を検討されている方は是非、その歴史を感じながら極上のワインを嗜んでみるのも面白いと思います!

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