Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

グランメゾンの世界から食の探求へ@ネット店 升田

2025.01.19

今回のブログ担当者は…?

こんにちは!!先週に引き続き、!ネット店の升田が今週もお届けいたします♪さて、今週は年末にテレビで見ましたドラマのお話を少し…そのドラマとは、現在絶賛上映中の映画『グランメゾン東京』です!!連続ドラマでは毎週楽しみに観ていましたが、映画の方はまだ観れておりません…。

ドラマ『グランメゾン東京』では、料理に対する情熱やこだわりが映像を通じてビシビシと伝わってきます。それもそのはず、料理監修を務めるのは「ミシュランガイド東京2025」の三つ星「カンテサンス」岸田 周三シェフ。そして、映画の『グランメゾン・パリ』の料理を監修したのは、実際にアジア人で初めてフランス版の「ミシュランガイド」で3つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林 圭オーナーシェフが名を連ねています。

連続ドラマでは「以信伝心」にご協力いただきました「Restaurant TOYO Tokyo」の成澤さんも参加されています!!

まだ観たことがない方も、映画やドラマを通してレストラン業界の魅力や食文化、そして料理に寄り添うワインの奥深さを感じられるはずです!!今回は、そんな『グランメゾン東京』に登場するキーワードをいくつかピックアップしながら、その世界観をご紹介していきたいと思います♪

グランメゾンとは…

フランス料理の世界で、一流レストランを指す言葉「グランメゾン」。その響きからは、高級感と特別な時間を予感させますが、その本質はただの豪華さに留まりません。一流の料理、卓越した技術、そして心を込めたサービスが織りなす空間こそが「グランメゾン」なのです。

ちなみに…よく巷で目にするここら辺も知っておくと、看板からどんなジャンルの料理かが伺い知れます。

  • ビストロ(bistro)とは、フランス語で「小さなレストラン」「居酒屋」を意味する言葉で、カジュアルな雰囲気で楽しめるフランス料理のお店。日本では広く使われているので、フランス料理を軸に、多国籍な料理とお酒が楽しめるお店も増えてきましたね♪

  • トラットリア(trattoria)とは、イタリア語で「大衆レストラン」「食堂」を意味する言葉で「ビストロ」のイタリア版になります。

  • バルとは、英語で「Bar」と表記され、スペイン語で「バル」と発音します。つまりは「Bar」。そこをスペイン語で明記することで、スペイン料理を軸に、多国籍な料理とお酒が楽しめるお店ということになります。

最後に、リストランテ(Ristorante)がイタリア語で「レストラン」を意味し、イタリア料理の中でも高級レストランに使用されますので、グランメゾンのイタリア版に当たります♪

スペシャリテとは…

フランス語で「おすすめの料理」「自慢の料理」を意味する言葉で、そのお店のシェフが最も得意とする料理や、看板料理を指します。

『グランメゾン東京』では「山羊のミルクのババロア」が登場しますが、これは三つ星レストランの「カンテサンス」岸田 周三シェフのスペシャリテです。料理監修を務めていたことで、こちらが実際に登場しておりました!!一度でいいから食べてみたい!!ドラマの映像からもライブ感が伝わってきて、そこがこのドラマの魅力でもあったかなと思います♪

料理の盛り付けや見せ方が非常に美しく「流石…」の一言でした(笑)そして何よりも感銘を受けたのは、料理の裏側、料理に携わる生産者、料理人、そしてサービスマンたちの熱い思いが映像を通じて伝わってきた点です。普段は意識しなければ見過ごしてしまいがちな料理の本質に目を向けさせてくれたこのドラマは、レストランを楽しむ視点も教えてくれました。食の背景にあるストーリーに気づかされる、大切なことを思い出させてもらえるドラマだったなと感じました。

Nabeno-Ismを訪れた際に提供して頂いた
 渡辺シェフのスペシャリテ
「蕎麦粉をソースエミュリュッショネの技法で炊き上げたそばがき」

ペアリング(マリアージュ)とは…

ワインと相性の良い料理を組み合わせることです。ワインと料理の個性を引き立て合い、新たな風味を生み出すことを意味します。ひと昔前までは、フランス語で「結婚」を意味する「mariage」に由来した「マリアージュ」と表現していましたが、今は「ペアリング」が一般的です。

20年前までは、高級レストランと言えばフルコースにボトルワインがテーブルを彩っておりましたが、現在は、フルコースには料理に合わせたグラスワインを合わせる「ペアリング」が圧倒的に多くなっています。

三つ星レストランの「カンテサンス」のスペシャリテ「山羊のミルクのババロア」に合わせるのは「グリューナー・ヴェルトリーナー」のワインです!!ご自宅でババロアを作るのが難しいかと思います…ただ、ドラマを通じてワインにもご興味を持っていただけると嬉しいです!!食事もお酒も単体でも楽しめますが、ペアリング(マリアージュ)は相乗効果があり、その時間をより至福の瞬間へと変換してくれます。

是非、自分の食生活の中でペアリング(マリアージュ)を探してみてはいかがでしょうか??

プラーガー
グリューナー・フェルトリーナー
ダヌビアーナ
グリューナー・フェルトリーナー

さいごに…

「グランメゾン東京」が描く、料理を通じて人々を結びつける力と、夢に真っ直ぐに努力をする姿。また、その背景にあるプロフェッショナルたちの情熱、そんな世界を垣間見ることで、日常の食事やレストランでの体験もきっといつもと違う風景、体験を感じられるはずです。

まだご覧になっていない方は、この機会にぜひその魅力に触れてみてください。きっと、新たな食の楽しみ方が見つかると思います!!そして、レストランや食文化に携わる喜びを共に分かち合うことできれば、これ以上の喜びはございません。そして、ワインを飲み始めたくなった際には是非、信濃屋をお願い致します!!

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