Shinanoya food & liquor

ウィスキー・ハードリカー・ワイン・こだわりの食品の情報をお届けします。

ワイナリー訪問記-オーストラリア出張編-@ワイン課営業 木南

2025.05.03

今回のブログ担当者は…?

ワイン課営業担当の木南です今回は20年ぶりに訪れたオーストラリアをご紹介します。

オーストラリア最大級・最古のワイナリー「デ・ボルトリ」

オーストラリアはニュー・サウス・ウェールズ州グリフィス/リヴェリナ地域に本拠地を置く「デ・ボルトリ」は、1928年創業の家族経営ワイナリー。今や年間生産量は600万ケースを超え、オーストラリア国内はもちろん、イギリス、アメリカ、カナダ、ヨーロッパなど世界各国に輸出されている名門です。

  1. 世界が認める品質と多彩なラインナップ
  2. デ・ボルトリは伝統と最新技術を融合し、日常ワインからプレミアムワインまで幅広く展開!!
  3. 英国王室御用達ワイナリーとしても知られ、数々の賞を受賞しています。

取り扱いラインナップ

プレミアム・シラーズ BIB(2000ml) 6箱セット
ノーブル・ワン[2018] 375ml
ファイ ピノ・ノワール
(六本木店取り扱い)
  • バッグ・イン・ボックスワイン(BIB)

手軽に楽しめる高品質なバッグ・イン・ボックスワインも大人気です。

  • ノーブル・ワン

「オーストラリアのシャトー・ディケム」と称され、貴腐ブドウで造る甘口ワイン。世界的にも高い評価を受けています。

※写真はオーストラリアン・スイート・ワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得したこともあるノーブル・ワンの畑。

  • ファイ ピノ・ノワール(六本木店取り扱い) ※六本木ヒルズ店の詳細はこちら

ヤラヴァレーのシングルヴィンヤードで造られるエレガントなピノ・ノワール。果実の風味と複雑さが魅力です。

ギップスランドの小規模生産者「バス・リヴァー」

入口:樽が吊るされておりインパクト大!!

次は、メルボルンから約2時間、自然と共に歩む家族経営ワイナリー「バスリヴァー」をご紹介します。バスリヴァーはヴィクトリア州ギップスランドの冷涼なエリアにある100%家族所有のエステートワイナリー。バス川とストツェレツキ山脈の南端に隣接し、自社畑のブドウだけを使い、少量のプレミアムワインを丁寧に造っています。

フラックシップは「ピノ・ノワール」。代表作は「1835 ピノ・ノワール」。複数のクローンを使い、手摘み、野生酵母発酵、樽熟成を組み合わせて昔ながらの手法で造られるミディアムボディの赤ワインです。ベリーやチェリー、土のニュアンスが感じられ、非常に複雑な味わいです。

  • シャルドネも逸品

「1835 シャルドネ」は樹齢20年の低収量ブドウを使い、オーク樽で10ヶ月熟成。生き生きとした酸味とエレガントな果実の風味、ミネラル感が特徴です。

  • 多彩なラインナップ

ピノ・ノワールとシャルドネから造るスパークリングも高評価。最近ではリースリング、ガメイ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブランなども生産しています。買い付けブドウからシラーズも手掛け、種類が非常に豊富です。

  • サスティナブル&ビオディナミへの挑戦

畑は一部でビオディナミ農法を導入し、全体としてサスティナブルなブドウ栽培を実践。土壌はふかふかで、微生物やミミズが多く、健全な環境でブドウが育ってます。

ギップスランドの自然と家族の想いが詰まったバスリヴァーのワイン、ぜひ一度味わってみてください!!

20年ぶりに訪れたメルボルンとアデレードをリポート

アデレードでの朝食に驚き!?

アデレードでの朝食は衝撃の30ドル!!20年前に比べて物価が大幅に上昇していることを実感しました。とはいえ、このボリュームは価格の価値ありでした!

MITOLOのレストランで最高のひととき

今回、いろいろな場所を訪れましたがマイ・ベストは「MITOLO」でした。地元の新鮮な食材を活かした料理と厳選されたワインのマリアージュはまさに至福の時間。またワイナリーと豊かな自然に囲まれた環境での食事。新鮮な空気と美しい景色を感じる一皿一皿は、まさに五感で楽しむ贅沢なひととき。自然の恵みが詰まったワインと料理のペアリングは今回の思い出をより一層深く彩ってくれました。

変わりゆくメルボルンの街並み

20年前は空が近く感じられたメルボルンの街並みも、今ではモダンなビルが立ち並び、近未来的な都市へと変貌を遂げています。歴史ある建物と最新の建築が融合し、活気と洗練が共存する街の姿に感動しました。

さいごに…

今回、オーストラリアのワイナリーツアーを素晴らしい時間にしてくださったファームストン様に心より感謝申し上げます。おかげさまでワイナリーの魅力を余すことなく体感でき、充実な時間を過ごすことができました。これからも、その魅力を皆様にしっかりと伝えていきたいと思います。また、ご同行いただきました皆様へ、短い時間ではございましたが、大変お世話になりありがとうございました。

SEARCH