Shinanoya food & liquor

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信濃屋自社輸入の自然派生産者をご紹介@バイヤー 横山

2026.01.09

今回の担当者は…

皆様こんにちは。ワイン課の横山と申します。年末が近づいて皆様お忙しい方も多いと思いますが、美味しいワインを飲んでらっしゃるでしょうか。くれぐれも飲みすぎにはご注意していただき美味しいワインを飲んでいただければ幸いです。

本日は弊社が輸入しているフランス・ロワール地方の自然派生産者ドメーヌ・デュ・ブール・ドワゾーをご紹介いたします♪♪

ドメーヌ・デュ・ブール・ドワゾーとは…

ドメーヌはフランスのニエーヴル県の県都ヌヴェール近郊の町ショルニュにあります。これだけ聞いて、どこかわかる方は相当なフランス通ですが、場所はフランスのちょうどど真ん中、ロワール川の上流でサンセールやプイィフュメの南東に位置しています。地域圏でいうと実はブルゴーニュと一緒でブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏の最西端(ボーヌから西に約160km)、IGPコート・ド・ラ・シャリテでワイン造りを行っています。

このコート・ド・ラ・シャリテは歴史が非常に古く、中世からベネディクト派修道院によって葡萄が栽培され、そのワインはブルゴーニュ公にも供されていたほどです。最盛期は約1,300haもの畑があったそうですが、フィロキセラという害虫や第一次世界大戦で残念ながら衰退。現在では約50haに約20の生産者が葡萄栽培を行っていますが、ロワール川流域とはテロワールが異なりブルゴーニュに類似したジュラ紀中期の地層由来の石灰質土壌の特出したテロワールを持つ隠れた注目の生産地です。

生産者紹介

生産者とは今年ワインパリという世界最大の展示会の前に行われた試飲会で初めてお会いしました。もともと料理人だったフレデリック・ベンゼルガ氏(画像右)が2005年に昔の土地台帳を調べながら全くゼロから植樹し、2008年に開業したドメーヌです。ファーストヴィンテージは2010年。開業前は鬼才と呼ばれた故ディディエ・ダグノー氏のもとで修業されていたそうです。ちなみにドメーヌ名の「ブール・ドワゾ―(=鳥の丘)」は最初に取得した区画の名前から由来しています。

口数の多い方ではありませんが、静かにテロワールやワインを語る姿はまさに職人という印象の方でした。

栽培は開業当初からビオディナミを実践し「demeter」の認証も取得。葡萄が糖分を蓄える期間を除き1ha当たり2頭の豚を畑で飼育、鋤の役割をさせているそうです。

日本ではあまりみることのないプレパラシオン(ビオディナミ農法で使用される、土に活力を与えたり、生態系を整える天然成分の調合剤)で使われる水牛の角。

ラインナップ紹介

信濃屋では彼らのワインを4種類(2025年12月現在)輸入・販売しておりますが、今回そのラインナップに新しいワインが加わります。

その名もビュロ!!

シャゾーという単一畑に植えられたピノ・グリ100%。栽培はビオディナミでもちろん「demeter」の認証も取得しています。

ワイン名のBulo(ビュロ)とはフランスで魚介類の盛り合わせとしてよく食べられる巻貝の一種です。フランス語で泡の意味を持つBulleと似ているので言葉遊びで名付けられたそうでラベルは左半分が葡萄、右半分がビュロ(巻貝)になっており、ベンゼルガ氏が描いたそうです。

醸造方法はスキンコンタクトで途中まで発酵させプレス、それを瓶に詰め発酵を終了させます。

品種由来のアロマティックで華やかな香り、瑞々しくフレッシュな果実感、細やかな泡とナチュラルで口当たりの良い飲み心地が楽しめます。毎日寒い日が続きますが、温かいお部屋でご家族や仲間内と鍋など囲みながらワイワイと飲んでいただきたいお勧めの1本です♪♪

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