お家ごはんでマリアージュ体験@目黒店 柴野
今回のブログ担当者は…?
今回は目黒店で店長をしている柴野が担当させていただきます
今回はお酒と食べ物の相性がとても良く、お料理もお酒の味わいもお互いに引き立て合い、より美味しく感じる組み合わせを「マリアージュ」の体験共有をブログで綴らせいただきたいと思います♪
マリアージュ(mariage)とは…
マリアージュはフランス語で「結婚」「婚姻」「組み合わせ」などの意味を持つ言葉です。
レストランなどでは、シェフとソムリエによって厳選された食材とお酒とをセットで味わえる「ペアリング」というスタイルで、お酒を提供されるコースがあったりします。お食事ごとにお酒を組み合わせる(ペアリング)事で、マリアージュを楽しめるコースになっている事もあります。
私自身も色々なお店やレストランなどで美味しく頂くのも大好きなのですが、この2年程コロナ禍で、外食の機会がなかなか取れず、家ご飯&家飲みが圧倒的に多くなりました。
お店にいらしてくださるお客様からも、ご自宅でのお食事に合わせてワインをお選びになるご相談を受けることがより多くなってきております。
もちろん家飲みですから、お店の様に一度のお食事の中で、たくさんの種類のお酒を用意するのも難しいですし、気兼ねなく開けられる価格で、美味しく寄り添えるワインはどれか?とお客様と色々お話しながら、日々お選びしております。
マリアージュ実践編①
ワインに料理を組み合わせる「マリアージュ」を見つけるコツとして一般的には、似ているもの・共通するものを合わせると良いと言われています。例えば、食材の「色」とワインの「色」を合わせたり、食材の「風味」とワインの「風味」が近いもの、また味わいの「濃さ」とワインの「重たさ」を合わせるなどです。
しかし上記の様な組み合わせ方だけでなく、自分が今まで思い描かなかった意外な組み合わせが、実はとっても美味しい組み合わせだったという「大発見」を見つけた時の感動は本当に素晴らしく、よりワインを飲む楽しさにつながります。
お客様とも色々意見交換する中で先日伺ったのは、焼き餃子に日本の山形の『ベルウッドヴィンヤード コレクション ヴァン ペティアン メリメロ 2021』のマリアージュ。
山形県の3種類のブドウ(デラウエアとナイアガラとスチューベン)が調和した辛口の微発泡のオレンジワインがとても良くあったとのお客様情報です。
早速試したところ、お肉の旨味にオレンジワインのコクが良く合って、尚且つ油を微発泡が流すという感じでとても良く合いました!!
マリアージュ実践編②
私自身で最近感動したのは、花椒と辣油がしっかり効いた麻婆豆腐を食べた際の事です。
気温も高い日だったので、冷やしたアミオ・ギイ・エ・フィスの『ブルゴーニュ・アリゴテ2019』 の白ワインを合わせてみました。(取り寄せ商品となります)ネット店にあるこちらもおススメですよ♪
四川風のかなり辛い麻婆豆腐だったのですが、花椒のピリピリとした辛味を、アリゴテの果実感と樽のニュアンスがまろやかに、程よい酸味が麻婆豆腐のコッテリしたオイル感をキリッと流し切ってくれました。
どちらも、お肉には赤と言うイメージを持ちがちですが、合わせてみたら、ビックリな相性の良さを発見出来ました!!
皆様も普段のお家ごはんの中で、新たな「マリアージュ」を見つけてみませんか?