Shinanoya food & liquor

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自分へのご褒美に~癒しのオレンジワイン~@馬車道店 前田

2023.02.04

今回のブログ担当者は…?

今回のブログは横浜馬車道店の前田が担当させて頂きます。いろいろな新年の行事がひと段落して、ほっと一息入れたい今日この頃…そこで今回はこの時期のお鍋にも、粋にバレンタインギフトにも最適で様々なお食事にも合わせて美味しいオレンジワインをご紹介したいと思います♪

そもそもオレンジワインとは…?

オレンジワインは様々な定義がありますが、白ブドウを使って赤ワインの製法でつくられたものを意味します。果皮や種子を付けたまま醸すことで、赤ワインと同様にタンニンなどの成分が抽出されます。白ブドウの皮にも色素成分が含まれているので、それが抽出されることでワインがオレンジ色になります。

歴史は古い?オレンジワイン

この10年くらいの間に認知度が上がったオレンジワイン。その歴史は古く、ワインの発祥の地とされるコーカサス地方のジョージア(旧グルジア)で、約8000年も前から実在しているとかΣ(・□・;)

※画像の赤い場所がジョージア

北はロシア、南東はアゼルバイジャン、南はアルメニアとトルコと接し、西は黒海に面したヨーロッパの最東端の国。

クヴェヴリと呼ばれる甕(かめ)に房ごとブドウを入れて発酵させ、土中に埋めて熟成させる製法が今でも行われているとかΣ(・□・;)これがまさにオレンジワインの原点.。

そのオレンジワインのスタイルにヒントを得た人気イタリアナチュール生産者のグラヴナーやラディコンが登場!オレンジワインのブーム到来!といった感じです♪因みに、生産者にフォーカスするとますますオレンジワインの沼にはまります(笑)

土に埋められる前の乾燥中クヴェヴリ
※子供と比べてもその大きさが伺え知れます。
引用 モトックス様HP ジョージアの名門クヴェヴリ・ワイン・セラーより

味わいと品種

オレンジワインは、白ワインのような香りと、赤ワインのような渋みと旨味が感じられるのが特徴。 はじめはタンニンを強く感じる事がありますが、慣れると凝縮した果実の風味を味わえます。

主に使われるブドウ品種は、香りの成分が高いアロマティックなものが中心です。

・リースリング種

・ゲヴェルツトラミネール種

・ヴィオニエ種

他にジョージアの固有品種ルカツティリ、イタリアのリボラ・ジャッラ、日本の甲州などなど。

料理との相性

赤と白の融合した複雑な香味は、幅広い料理とマッチします。インド料理、韓国料理、その他のスパイスの効いたエスニック料理、和食との相性も◎

癒し系オレンジワイン2選

透明感がある新鮮な酸とジューシーで厚みのある味わい。旨味がしっかりと詰まっていて軽やかなのに飲みごたえあります。

お勧め料理:ピリ辛味噌のもつ鍋、白子ポン酢、嫁の手作り鮭のちゃんちゃん焼き

ダリオ・プリンチッチ商品一覧

まさに自然派!これは美味い( *´艸`)タンニンを感じるのにすーっと飲めてしまう危ないやつです。白ブドウの旨味を丁寧に抽出したオレンジワイン。大抵すごいワインは素朴な味わいがありますね。

お勧め料理:たっぷり茗荷のかつおたたき、台湾タンツーメン、嫁の手作りニンニク入り麻婆茄子(笑)

最後に…

今回は、癒し系オレンジワインを紹介させて頂きましたが、パワフルなものから繊細でフレッシュなものまで様々な味わいがあります。そして最大の魅力は、豊富なマリアージュの可能性があること。

こうした守備範囲の広さは、近本や全盛期の鳥谷なみに活躍してくれます(笑)ボトル選びに迷ったらオレンジワインの登場ですね。ぜひお試しください!

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