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ドン・ペリニヨン(ドンペリ)とは…@ワイン館-佐藤-

2021.12.17

今回のブログ担当者は…??

こんにちは!信濃屋ワイン館でワイン担当をしています佐藤と申します。今日は佐藤がブログを担当させていただきますので、よろしくお願いします。

さて、年の瀬も近づき、年末年始に普段よりも少し良いワインを…なんてお考えの方も多いのではないでしょうか?

かく言う自分も、普段仕事をしながら「今年はこれにしようかな…いや、やっぱりあっちに…」などと真剣に悩んだりしています。。。星の数ほど無数にあるワイン。どうせ全て飲むことは出来ないのだから、何かの節目には少しでも良いものを飲めたらいいなーと日々思っています(笑)

そんな訳で今回は、クリスマスも近いので、良くも悪くも日本で一番有名なラグジュアリーシャンパーニュ「ドン・ペリニヨン」のお話を。

ドン・ペリニヨン(ドンペリ)とは?

日本では、海外からの来賓をおもてなしする皇室晩餐会でもたびたび使われる、モエ・エ・シャンドン社が造るフラグシップ・シャンパーニュです。

名前の由来となったドン・ピエール・ペリニヨン氏はシャンパーニュの父とも呼ばれ、現在のシャンパーニュの原型を確立しました。

ドンペリは毎年造られる訳ではなく、特にブドウの出来が良かった年のみしか造られません。また、通常のシャンパーニュとは違い、「単一年のブドウ」のみで瓶詰めされるため、その年の個性を良く反映していると言われています。熟成されて飲み頃を向かえてからリースされるのも特徴です。

ドン・ピエール・ペリニヨン氏 の肖像壁画

ドンペリのイメージとは?

ドンペリは他のラグジュアリーシャンパーニュに比べ流通量が多いため、比較的手に入りやすいシャンパーニュです。

また、日本ではナイトマーケットでも楽しまれていることから、その知名度は頭一つ抜けていると言えます。ワイン自体あまり飲まない方でも、その名前は聞いたことがあると思います。

そんな訳で、みんなでパーっと開けちゃう、そんなイメージを持たれている方が多いのでないでしょうか。

確かにそれも一つの楽しみ方です。ワインに限らず、お酒の飲み方は人それぞれ。他人に迷惑をかけなければ自由に楽しめば良いと思います。でも、どうせなら美味しく、そのワインが本領発揮している瞬間を楽しんで欲しいとも同時に思っています。

ドン・ペリニヨン2008年 2008年はシャンパーニュの当たり年としても有名

ドンペリの楽しみ方とは?

ここからは個人的な感想も込みで、ドンペリの楽しみ方を一つご紹介したいと思います。

ポイントは3つ。

①出来れば少人数で(2・3人)

②グラスは中庸~大振りのもので

③時間をかけてゆっくりと…

ドンペリに限った話ではないですが、ワインは開けたてよりも時間がたったほうが美味しくなることが多々あります。なので、大人数で一杯ずつしか飲めないとなると、本当の姿を知る前にボトルが空に…なんてこともざらにあります。

また、熟成されたワインはその持つ香りも多岐に渡り、時間経過を経て新しい要素が次々と出てきます。小さいグラスよりも少し大きめなグラスで、ゆっくと変化を楽しむのも良いと思います。

最後に…

日本で最も有名なシャンパーニュである、ドン・ペリニヨン。色々なイメージが先行していますが、間違いなく、良いシャンパーニュの一つだと思います。他のラグジュアリーシャンパーニュに比べ手が出し易いのも良いですね。ここしばらくは世界的に品薄ですが(紹介しておいてすみません・・)

クリスマスや記念日などに大事な人と、ゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか?薄くこんがり焼いたバケットと熟成したチーズなんておつまみに良さそうですね♪

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